仕事を放棄して帰ることの重要性を語る(*´ω`*)

仕事放棄して帰る

社会人たるもの、責任をもって仕事をしないといけません。

たとえ、自身の能力では難しい課題であったり、時にはプライベートを犠牲にしてでも途中で投げ出してはいけません。

↑こういう風に教育されてきた人が日本にはたくさんいます。

「仕事を放棄して帰る」なんてことは言語道断、無責任極まりない行為として批判されても仕方のないことです。

とはいえ、「もう仕事を投げ出して、何もかも放棄して帰りたい」と思ったことがある人もいるでしょう。

そこまでいかなくても、毎日残業ばかりで疲れ果て、罪悪感を抱きながらも「仕事が残っているけど放棄して帰る」という選択をすることもあります。

今回、この「仕事を放棄して帰ること」の是非について書いていきたいと思います。

初めに結論を書いておくと、基本的には「仕事を放棄して帰る」こと、全然ありだし、むしろ必要なマインドとなります。

特に、仕事や職場で下記のような問題を抱えている場合、「仕事を放棄して帰る」という選択肢を排してしますと、いずれ精神面・健康面で限界が来てしまいます。

・明らかに能力的、体力的にキャパオーバーの仕事を担当している

・残業しないと仕事が終わらないような環境が常態化した職場で働いている

・仕事が忙しすぎて、プライベートを侵食している

・仕事で嫌なことや、我慢が積み重なって限界を超えたと感じている

・やりたくもない、嫌な仕事を強制的にやらされている

・職場の人間関係があまりにもひどい、パワハラやいじめ

・すでに、心身面での健康に悪影響が出ている

いざとなったら、「仕事を放棄して帰る」。

このマインドと選択肢を意識するは非常に重要でして、これがあるだけでかなり心に余裕をもって人生を乗り切ることができるようになります。





いざとなったら仕事を放棄して帰ることは重要です【ストレス社会で疲弊しないように】


冒頭でも書いたように、仕事や職場で辛い思いをしている場合、いざとなったら仕事を放棄して帰る、というのは全然ありですし、重要な考え方となります。

「責任をもって仕事をやり遂げるのは社会人として当たり前」

こういわれて育って人にとって「仕事を放棄して帰る」というのはとても勇気のあることだと思います。

しかし、今の世の中、そこら中ストレス源だらけです。

仕事では、「成果を出せ」「生産性をあげろ」「リストラや首の恐怖」と、プレッシャーばかりかけられていませんか。

家庭では、「いい父親/母親であれ」「良い夫/妻であれ」「もっと仕事して稼がないといけない」「家族のために自分を犠牲にしなければいけない」と非常に多くの役割を期待されてしまいますよね。

社会からも、「老後の貯えをしておけ」「男女ともに働いてもっと納税しろ」「子供=次の世代をちゃんと育てろ」といった要求があります。

こういった、仕事、家庭、社会といった外側からのストレスに晒されながら、かつ、自分に厳しく対応していては、ぶっちゃけ体がもちません。

特に日本人は、クソ真面目で、なんでも無理してこなそうとしてしまうひとも多いですから。

ぶっちゃけ、現代社会においては皆、余裕がなく、他人を思いやることが少なくなっています。

だから、自分の身は自分で守らなければならないし、自分のことは自分でいたわり、甘やかすことも重要。

まー、家庭を投げ出すと結構なインパクトがあるし、社会からのプレッシャーから逃れるのは結構大事ですが、仕事くらいなら、いざとなったら放棄したって構わないんです。

仕事を放棄して帰るのは悪いこと?


そんなこと言われても、「仕事を放棄して帰るのはさすがにまずいだろ。」という人も多いかと思います。

物事を途中で投げ出す、という事は、大人の社会では的では通用しない、受け入れられないことだからです。

とはいえ、何も、突然蒸発して職場から去ってしまう=仕事を放棄して帰るということだとは限りません。

もちろん、無断欠勤や、わざと会社に大きな損害を与えるような仕事放棄は、覚悟が必要です。

でも、例えば、「毎日仕事に追われて残業しているけど、今日は残っている仕事を片付けずに放棄して帰る」とか、

「もう仕事をやってられないから、午後は半休をとって、残りの仕事を放棄したり誰かに押し付けて帰る」といったことは、たまにはやっても良いじゃあないですか。

悪いことではありません。

はっきり言うと、今の時代、自分を犠牲にして、クソ真面目に仕事をしたところであまりメリットは無いんですよね。

頑張ったところで、たいして評価もつかないし、報酬も上がりません。

ぶっちゃけやってられないってのが、多くの人の感覚じゃあないでしょうか。

このあたり、実は、うまくやっている人も結構たくさんいて、クソ真面目に仕事をやっているひと、強い責任感を持って投げ出さずに頑張っているひとは損しています。

仕事を放棄して帰ると何が起こる?


実際に「仕事を放棄して帰る」とどうなるのでしょうか。

そんなに恐ろしい事態になるのでしょうか。

ちょっと挙げておきますと、こんな感じになります↓

1. 仕事が終わらない=納期や締め切りに間に合わなくなる

2. 上司に怒られる、あるいは心配される

3. 仕事の成果が上がりにくくなるため評価が下がる

4. 職場で信頼を失う、場合によっては配置転換される

5. 家族にばれると、家族が心配する

6. 社会人としての責任を果たしていない自分、家族に心配をかけている自分に対して、罪悪感と自己嫌悪感を抱く

結局メンタルやられるじゃないか(6の段階)!というツッコミが入るかもしれませんが、ここで注意してほしいのは、6の罪悪感と自己嫌悪感を抱くのは、あくまで「仕事を放棄して帰る」ことが悪いと思っているせいです。

「仕事を放棄して帰る」ことによって、職場・家庭・社会に対して責任を果たしていないことを、自分で嫌悪しているだけなんですよね。

「仕事を放棄して帰る」=「悪い事」っていうのは、一種の呪縛で、自分への呪いだと思ってください。

解放されましょうよ。


仕事を放棄して帰るのは大したことではない


仕事を放棄して帰るのは大したことではありません。

クソ真面目に仕事をした場合と比べて、当然できる仕事量が減るので、前述のように成果は出にくくなりますから、評価が下がったり、信用を失い、配置転換させられるかもしれません。

しかし、上の方でも書きましたが、たとえ自己犠牲の上に仕事をバリバリやったところで、たいして評価が上がるような時代ではありません。

仮に多少収入がふえたところで、税金で大半持っていかれる時代です。

納税者としての国民の義務を果たすことを至上の喜びとしている人は別として、我慢したところで大したメリットもないのではないですか。

職場の信頼関係が・・・なんていう人もいますが、そもそも、家族でも親しい友人でもない職場の人にそんなに信頼されてどうするのか。

配置転換や左遷を恐れているかもしれませんが、そもそも「仕事を放棄して帰る」ことがよぎるような今の仕事がそんなに好きなのか。

クビになるかもしれない・・・と怖がっている人がいるかもしれませんが、日本の法律では、滅多なことがない限り従業員をクビにすることはできません。

法を無視して、平気で社員をクビにしているような企業は間違いなくブラック企業ですので、そもそも仕事放棄して正解です。

あなたが仕事を放棄して帰るなら他人がどうにかする


仕事が辛いからといって放棄するのは無責任、会社に迷惑がかかる・・・とうのはあくまで感覚であって、じつは大きな誤解です。

ぶっちゃけ、あなたが仕事を放棄して帰ることは、たいていの職場ではたいしたダメージにはなりません。

もしも、誰かが仕事を残したまま放棄して帰ったら、その分の仕事は他の同僚に降りかかるでしょう。

つまり、ほかの人が残業なりなんなりして、結局のところ仕事は片付くのです。

あるいは、すぐに誰かが対応できないほど人手不足の会社であれば、そのうち人員が増えるでしょう。

「自分がこの仕事をやらないと無責任だ」

「自分が放棄してしまうと大変なことになる」

なんて案件は、実はそんなに多くないんです、他人がなんとかしてくれますよ。


仕事を放棄して帰るところまで追い込まれないために


というわけで、冒頭で書いたように「仕事を放棄して帰る」ことはたいして気に病むことじゃあありません。

多少、仕事を投げ出したって、たいして失うものは無いのです。

まー、実際に「仕事を放棄して帰る」を実践するかどうかは別として、こういったマインドをもちつつ、自分を許してあげないと、周りからのストレスやプレッシャーでつぶれてしまうでしょう。

例えば、適当に手を抜いて仕事をするとか、程よくサボったり休んだりする、他人に仕事を押し付けてみるといったことをやって行けばいいのかと。

そうすれば、実際は「 仕事を放棄して帰る」まで追い込まれなくてよかったりします。

間違っても、「限界を超えて、急に失踪する」とか、「職場でキレて、感情的にもめて帰る」ところまで至ってはいけません。

大切なのは、極限まで追い込まれないように、自分を守り、許すことではないかと。

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それじゃあ今回はこれ位にしておきましょう。

それでは。



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