うまくいかない時期のこと:頑張らなくてもへっちゃらになれる考え方

うまくいかない時期のこと

 なにもかもうまくいかない時期、なぜか思うようにいかない時期というものが人生にはあります。

・仕事がうまくいかない

・人間関係がうまくいかない

・学業、勉強がうまくいかない

・子育てがうまくいかない

世間では、こういった、うまくいかない時期のことを、スランプとか、停滞期とか、暗いトンネルなんて言い方がされたりしてますが、この「うまくいかない時の過ごし方」って結構深い悩みになるんですよね。

まー、そもそも人生長いんだから、うまくいかない時期があって当然なんですが、こういった時期には、やることなすこと何もかもうまくいかない、もうどうしていいかわからない、なんて状態になったりするわけです。

そして、うまくいかない時期がずっと続いてしまうような気がして、どんどん不安になっていく・・・。

今回は、このような、うまくいかない時期のこと、うまくいかない時期の過ごし方・乗り越え方について整理していこうと思います。

あ、別に、運気とか風水とかのスピリチュアルな内容ではないので、そっちがお好きな方の期待には答えらないかもしれません。



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うまくいかない時期は「無理しない」「受け入れる」。結果、うまくいかない時期はなくなる【これが結論です】


まー、先に結論を言ってしまうと、このうまくいかない時は、無理して動かないという考え方がとても重要です。

そして、多少、うまくいかない時期にあったとしても動じないこと。

人間不安になるとどうしても、焦ってなにか行動を起こそうとしたり、現状を分析したくなるものですよね。

でも、そうやって頑張って事態が好転すればいいのですが、ぶっちゃけそんなケースばかりではありません。

正直、うまくいかない時期ってのは、うまくいかないことを受け入れて、ありのままの日々を送る、無理に頑張らないというスキルを身に付けるのが正解です。 

それには、うまくいかない時期を受け入れるための、メンタルというか考え方を身につけることが大事なんですね。

本記事ではそのあたりについても書いていきます。

究極的には、そもそも「うまくいかない時期」なんてものが、自分が勝手に作り出してしまった幻想、勘違いなんじゃないか?といったところまで突っ込んで行こうかと思います。

人生では「うまくいかない時期がある」ということ


冒頭でも書いたように、人生には「うまくいかない時期」というものがあります。

・なんだか仕事がうまくいかない、ミスや難題ばかりが降り掛かってくる

・家族や恋人、友人との人間関係がうまくいかない

・勉強してもなかなか成績が伸びず、うまくいかない

・頑張って働いているのに、一向に生活が楽にならないお金がない

などなど。

こういった「うまくいかない時期」が続くと、一生、自分は物事がうまくいかないのだろうか、と、クヨクヨ、イライラあるいは不安な気持ちになってしまいます。

まるで、自分だけが不幸に見舞われてるような気もちにもなってしまうかもしれません。

しかし、こういった「うまくいかない時期」といのは、長い人生、誰にでも訪れるものですし、特定の人だけが「うまくいかない時期」が一生続いてしまう、なんてこともありません。

うまくいかない時期もあれば、うまくいく時期だってあるのです。
  
私も、今でこそ結婚し、子供もいて普通に暮らしています。

でも、幼少期は母子家庭で、非常に貧しい日々を送っていました。

いつも子供ながらに「うちにはお金がない」「自分には片親しかいない」という生活への不安を抱えて生きていた時期があります。

うまくいかない時期の過ごし方


物事がうまくいかない不安で、何か新しことを始めたり、それまでとやり方をあまりに大きく変えた行動をとってしまう人がいます。

不安な気持ちを打ち消したい、とかこのうまくいかない時期を一日も早く終わらせたい!と思ってしまうのでしょう。

うまくいかない時期の「新しいこと」はおすすめしない:焦って判断を誤るから


しかし、うまくいかない時期には、何か新しいことをやってもうまくかない、努力が実りにくいなんてことが多々あります。

個人的には、「うまくいかない時期」にはこういったことはおすすめしません。

別に、運気がどうこうといった、風水ななんとかだとか、スピリチュアル的なことを言っているのではありません。

単純に、不安や焦りに駆られた人間は判断力が弱くなっているから、安易に新しいことに挑戦したり、これまでのやり方を変えるのは危険だということなんです。

元気な時には、「やめておこう」と冷静に判断できることを、不安であるがゆえにやってしまったり、正しいやり方をしているのに、たまたまミスが続いたせいで「やり方が悪い」と原因を決めつけてしまったり。

例えば、

長年付き合った恋人と別れる

→出会いを求めるがなかなかいい人に巡り会えない(うまくいかない時期突入)

→焦って新しいコミュニティに加わる

→恋人ができるが実はひどいやつだった

→うまくいかない時期継続

といったことが起きがちです。


うまくいかない時期になった原因は「周りが変わっただけのこと」


断言しますが、うまくいかない時期が永遠に続くことはありません。

そして、うまくいかない時期に入る前までは、そこそこうまくいっていた(少なくとも、マシだった)はずなんですよね(意識はしていないかもしれませんが)。

そういった時期に経験則として得た、習慣や行動様式は大事にするべきです。

無意識に、いままでは、そこそこうまくいくやり方をやっていたんです。

でもそれが、うまくいかなくなった、ということは、周りの環境や条件が変わったからというだけの理由なんです。

だったら、しばらくしたら、また周りが変わって、うまくいくようになる、なんてことが十分ありえますからね。

うまくいかない時期も、うまく言っている時期も、いままで通り、普通にすごすことが一番なんですよ。

多少気分を変えるくらいの、小さな行動の変化にとどめましょう。

焦っちゃだめです、不安に負けるな。

うまくいかない時期は必要、だけど。


うまくいかない時期のことを相談したら、「人生には、うまくいかない時期は必要だ。うまくいかない時期に人間は成長するんだ」なんて言うことを言う人がいますね。

確かに、これはその通りだと思います。

とはいえ、私の理解では、何も、「うまくいかない時期に、逆境をバネにして、なにかできないことができるようになる」という意味ではないと感じています。

うまくいかない時期も変わらず努力を継続すれば成長するのだと思う


というのも、上述のように、うまくいかない時期って判断力も鈍っているし、なにか新しいスキルを身につけるといったことが難しいと思うんですよね。

もし、うまくいかない時期を経て、レベルアップした人がいたとしたら、きっとその前からずっと継続してきた努力を続けていた人だと思う。

うまくいかない時期も、変わらず、努力を長年継続できた人。

うまくいかないからといって、簡単に努力の習慣をやめなかった人、努力をルーティーン化できた人です。


うまくいかない時期は乗りきることが難しいよね


まー、そうはいっても人間なんで、うまくいかない時期はやはり不安になるし、いらだちも感じてしまいます。

一流のスポーツ選手ならまだしも、ごくごく普通の人がうまくいっている時と同じように過ごすことは難しいでしょう。

ましてや、年単位で「うまくいかない時期」が続こうもんなら、心が折れてしまいそうになりますよね、そりゃ。

「うまくいかな時期は永遠には続かないよ」、なんて言われてもじっと、冷静に乗り切ることは難しいです。

では、この「うまくいかない時期」を乗り切るため、克服するためにはどういう考え方をすればいいのか。
  

うまくいかない時期は「へっちゃらな心」を手に入れることで乗り越える


ここまで書いたように、うまくいかない時期を乗り越えるためには、過度に不安がらないことが大切です。

冷静に、変わらず、これまでやってきた努力をコツコツと積み上げていけばいい。

短期的に成果が出ない、うまくいかない時期に惑わされないことです。

・くよくよしない

・気にしない

・動じない

・迷わない

・落胆しない

・誰かのせいにしない

・自分を責めすぎない

・悪い未来を想像して悲観しない

といった、強く、しなやかで、何が起きても「へっちゃら」心を手に入れましょう。


うまくいかない時期を克服する「へっちゃらな心」を手に入れる方法:期待しないこと、とらわれないこと


このような「へっちゃらな心」は誰でも手に入れることができます。
 
なにか自分の身の回りに起こったことに対して、くよくよしたり、気にしたり、動揺したり、落胆したり、後悔したり・・・ってのは全部「うまくいくこと」を期待してしまっているんですよ。

例えば、私はこれだけ努力したんだから、これだけ成果が出るべきだと無意識に決めてしまっている。

なにか「良い状態」「心地良い結果」を思い描いて、そうあるべき、それが正しい状態だと、とらわれてしまっている。

自分で作り出した「期待」に「とらわれ」ているんですよね。

こういったタイプ、実は真面目で努力家な人に多かったりします。

でも、この、「期待」や「とらわれ」をやめることで、こころは「へっちゃら」になります。

どんなことが起きても、ありのままに、起こったことを受け入れることができるようになります。

自分で作り出した期待にとらわれているのは子供と一緒


例えば、子供にご飯を出します。

子供は一口食べて、「これ嫌い、美味しくない」と箸を置いてしまい、ぐずってしまいます。

「〇〇が食べたかった」と泣いたり、怒るかもしれませんね。

すべては「美味しい」ご飯を期待していたからです。

こうして、結果的に、子供は不幸(と少なくとも自分は思っている)になりました。

でも、本当は「ご飯がある」ことは、なんらネガティブな状態でもないし、不幸でも、物事がうまくいかないことでもないのです。

「美味しいこと」など期待せずに、食事が出てきたこと、必要な栄養素とカロリーを摂取できることを単純に喜べば、幸福感が増すはずなんです。

自分で作り出した「期待」に「とらわれ」て、うまくいかないことを思い悩むのは、この例の子供となんら変わりないのです。


うまくいかない時期があるのは当然:個人の思い通りにならないのが世の中


そもそも、個人の思い通りにならないのがこの世の中なんです。

考えてみれば当然で、地球には70億人くらい人間がいます。

人間以外の生き物はもっといます。

それに対して、自分はたった1人です。

自分1人が世の中へ与える影響なんか、ほぼ無ですよそりゃ。

個人の力が及ばない、大きな波で世界は動いています。

思い通りにならないどころか、自分の思いに気づいてすらもらえなくて当たり前。

かろうじて、自分の人生のなかの一部の決断は自分でできるでしょうけど、結果が期待通りになったら奇跡といってもいいくらい。

そして、実は、この「へっちゃらな心」が手に入ると、究極的には「うまくいかない時期」そのものがなくなるというか、認識することがなくなってきます。

説明します。

「うまくいかない時期」が無くなる、減っていく。というか自分で作り出した妄想なのかもしれないよ

こうして、うまくいかない時期に、無理しない、焦らない、動じない、受け入れる、そして、へちゃらな心を手に入れれば、「うまくいかない時期」は減っていきます。

そして、最終的には無くなります。

私もかつて、なにもかも「うまくいかない時期」と感じていたことがありました。

若い頃、仕事でのことです。

・頑張っているのに、なかなか評価されない。

・それなのに、自分以外の人間が不平に高い評価を受けている。

・何をやっても裏目に出ているように感じていたし、上司や同僚から思ったようなポジティブな反応を得られない。

はっきりってとても辛かったです。

しかし、ある時気づいたんですよね。

自分が、都合のいいように、周囲や成果に「期待」していただけだったと。

こんな感じで↓

・頑張っているから、高く評価されて当然だ

・自分よりも周りの人間は高い評価をうけるべきではない

・やったことは成果につながってほしいし、上司や同僚から褒められて然るべき

ぶっちゃけ、今思うと、単に、自分で期待値を勝手に上げて、それが満たされなかったからといって、勝手に悲観したりイライラしたり、落ち込んだりしてただけでした。

気づいたときは、何やってたんだろ、俺・・・って思いましたね、恥ずかしながら。
  
それで、それからは、自分の努力がどのように評価されたらいいか、というのを考えないようにしました。

ありのままを受け入れて、ジタバタ・無理しない、焦らないようにしました。

そして、目の前の仕事を、期待せず、淡々とこなしていくようになりました。

すると、こころがすっと軽くなり、自由にのびのび働けるようになったんです。

いつの間にか、仕事で「うまくいかない時期」と感じることが無くなってしまいましたよ。

そりゃ、忙しい時期とか、体力的にしんどいとか、難しい課題を抱えることはありますよ。

でも、「何をやってもうまくいかない」、「思い通りにならない」といった感覚は消えてしまったですよね。


うまくいかない時期のこと:頑張らなくてもへっちゃらになれる考え方【終わりに】


というわけで、今回は「うまくいかない時期のこと」について、整理してきました(結構、記事を書いていて難しかったので、整理できたか、伝わるかどうかわかりませんが・・・)。

うまくいかない時期の過ごし方、乗り越え方は人それぞれあるのかもしれませんが、私の実体験と今感じていることを元に、対処法を書かせていただきました。

まー、ざっくりいうと、

・「うまくいかない」なんて、ネガティブに感じるのは、勝手に期待値上げてるだけだ!

・だから、むやみやたらに期待するんじゃねえ!

・身の回りに起きることは、良いことも悪いことも、思い通りにならないのが普通だから、ありのままに受け入れろ!

ってことです。

私も、まだまだヒヨッコなんで、「お前いってんの?」って怒られるかもしれませんが、もしも誰かの参考になれたら幸いです。

じゃあ今回はこれくらいにしておきます。

では。


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