初心者~中級者くらいのブロガーで、こういった悩みを抱える人は多いです。
ブログを開設して間もない頃、たいていの人はやる気もあるし、野心もあるものです。
世間ではとにかく「初心者は100記事書け」とか「3ヶ月継続すればアクセスが伸びる」なんて言われたりしますよね。
だから、新人ブロガーさんでガンガン記事を量産していく人も多いのですが、ある時期からパタリと手がとまってしまうことがあります。
私もブログ運営3年目に入りましたが、ぱたりと手が止まってブログが書けなくなることがありました。
いまだに、そういった「ブログを書けなくなった」症状を抱えることもあります。
今回は、こういった「ブログを書けなくなった」原因と、「ブログを書けなくなった時期」の乗り越え方、対処法について、初心者ブロガーさん向けに書いていきます。
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ブログを書けなくなった原因は「ブログ論」?
初めはテンポよく記事を量産していったのに、あるタイミングでブログを書けなくなってしまう原因は何でしょうか。
私の場合、「世間のブログ論を気にしすぎてしまった時」に、パタリを記事を更新する手が止まってしまうことがあります(もちろん、「仕事やプライベートが忙しい」といった理由で、ブログ記事を物理的に書けないというケースもありあますが)。
というのも、そもそも、わざわざブログを開設して、運営している人なら(自身の備忘録・日記としてのブログを除いて)、誰かに読んでもらいたいもんです。
なんなら広告を掲載して、収益化したいという人もたくさんいますよね。
そのためには、記事の内容、取り扱うテーマ、キーワードの記事中への入れ方など、さまざまなノウハウ、いわゆる「ブログ論」というものに従わないといけません。
例えば下記のようなもの。
・自分の好きなことを書いてはダメ
・読者にとって有益な記事、ニーズのある記事を書く
・独自の視点、切り口で執筆する
・競合が多いレッドオーシャンのテーマには手を出すな
・記事の更新頻度は高い方がいい
・一記事あたり最低でも1000文字必要
こうなってくると、「何書けばいいんだよ?!」と、ブログを書く手が止まってしまいます。
そうしているうちに、どんなことは書けばいいのかわからなくなってしまい、ブログ更新が辛くなって、結局継続できなくなってしまうのです。
弱小ブロガーこそ苦しむ「ブログにどんなことを書けばいい?」問題
とはいえ、上述したように、ブログに集客する、記事を誰かに読んでもらうには、さまざまな「ブログ論」を参考に記事を書いていく必要があります。
無名の一般人が、新たにブログを開設して、好きなテーマについて、好きなように書いたところで、誰も読んでくれないからです。
というのも、できたばかりのブログはGoogleからの評価も低く、検索エンジンで上位に表示されることはありません。
有名人や芸能人が書いたブログにファンがやってくるのとも事情が違います。
そのため、
・いかにGoogleの検索エンジン向けに最適化を行うか(SEO対策)
・同様の記事がすでに書かれていないか(=競合はいないか)
・あるいは訪問してくれた読者を満足させて(=ニーズを満たして)ファンになってもらうか
という点を、「気にしながら」記事を書いていかないといけないのです。
つまり「ブログにどんなことを書けばいいか?」と常に考えながら、ブログ運営をしていくことになるのです。
ブログ歴の浅い、弱小ブロガーはこういった状況で、辛くなって、ネタが切れて、ブログを書く手が止まります。
(書いて集客できるような)記事ネタが無い、記事更新が辛い・楽しくない、気にしすぎて記事が書けないといった状況になってしまい、ブログを辞めていくのですね。
ちなみに、上級者の有名ブロガーともなれば、このような問題からは多少解放されます。
ドメインパワーの強いサイトを持っていて、ライティングスキルも高く、SNSでもフォロワーが数千人~数万人くらいいたりするからですね。
検索からもSNSからも「なんか書けばアクセスが来る」という圧倒的優位な立場を確立しているのです。
私も含めて、「ブログにどんなことを書けばいいの?」と悩んでいる弱小ブロガーも、このレベルまでに到達するまで頑張りたいところです。
ブログを書けなくなったら・・・インプットとアウトプットを意識しよう
そんな状況に陥らず、無理なくブログを継続するためのコツの一つとして、結論を言うと、「インプット」と「アプトプット」を意識することです。
十分な「インプット」と「アプトプット」のサイクルを正しく回す事さえできれば、たとえ、世間の「ブログ論」を気にしながらでも、ブログ運営は健全化します。
インプットとアウトプットサイクルはブログ継続のために必要
まず、大前提として、弱小ブロガーが「ブログにどんなことを書けばいいのか、わからない」苦しみに打ち勝つには、とにかくブログを継続すること、やめたらそこで試合終了ですから。
継続するための一つのポイントが、すでに書いた、「インプット」と「アウトプット」のサイクルです。
これを認識することから始まります。
そもそも、ブログ運営では、ブログ記事を書く(=アウトプット)だけやってればいいわけではありません。
新しい知識を増やしたり、考え方を身に着けるといったインプットをアウトプットと並行していかないと、いつか「ネタがない、お題が無い」という状態になってしまいます。
「ブログを継続できない」、「ブログにどんなことを書けばいいのか、わからない」と苦しむ人は圧倒的に「インプット」が足りません。
だから「アウトプット」が出てこないのです、枯れてしまっているのです。
インプットが十分なら「世間のブログ論」の条件を満たせる
インプットさえ定期的に行って、適度な情報を頭に入れる習慣があれば、下記のように世間の「ブログ論」で言われている条件を満たすことができるようになります。
・「自分の好きなこと」以外でも書くべきだと感じることが増えてきます。
・「読者にとって有益な記事、ニーズのある記事」は何かを理解できます
・どんなテーマについても「独自の視点、切り口」で執筆することができるようになります。
・競合の多いレッドオーッシャンを避けたうえでも、ちゃんと記事ネタがあります。
・記事の更新頻度は維持できます
・一記事あたり1000文字なんかじゃ書き足りなくなる
「ブログにどんなことを書けばいいのか、わからない」「ブログを書けなくなった」は日常のインプットで解決する
「ブログにどんなことを書けばいいのか、わからない」を解決するためにはインプットが必要と書きました。
とはいえ「インプット」なんて、何も大げさなことは必要ありません。
よく「インプット」で挙げられるのは読書とかですね。
確かに本は情報の宝庫です。
有名なブロガーさんで、かなりの読書量を公開している人もいますよね、あれはすごい。
ただ、副業ブロガーとかだと、そんなに読書の時間もとれないケースもあるでしょう。
そんな人は、別に読書しなくてもOK、日常生活におけるインプットだってブログ記事のネタになると思います。
誰でも日常生活において、さまざまな悩みやわからないこと、または新しく得る知識や情報と出会うはずです。
趣味のスポーツでもレジャーでもいいし、ネットショッピングでの探し物、あるいは会社、職場、家庭の不満や、子供の進路など。
無限にイベント、出来事があるはず。
そういった日常の中での、悩みや情報収集を、しっかりとやって行くだけで「インプット」になるのです。
インプットの手段は、ニュースサイトや、グーグルで検索するのでもOK。
たとえば、何かわからないことや悩みがあって、グーグルで検索したとしますよね。
世の中の無数のサイトは我々の悩みを解決してくれるのですが、時々どう検索しても適切なサイトが出てこない、あるいはYahoo知恵袋などのQAサイトの記事が上位表示される事柄があるはずです。
仕方ないので、複数のサイトを回遊したり、関連する情報を集めてインプットし、頭の中で答えを作り上げます。
こういった事例があれば、ブログの記事ネタにもってこいですね。
自信の悩みを解決するために整理、インプットした情報を、今度はそのままアウトプットすればいいのですから。
ニーズはあるのに、満たされていないし、競合もいない状態なので、検索でも上位表示されて集客ができます。
ブログを書けなくなったくらいアウトプットしてたら、自然にインプットしたくなる
別に「ブログのためにインプットを意識しないといけない」なんて構える必要はありません。
ぶっちゃけ、「ブログを書けなくなった」ってレベルまでアウトプットしてたら、自然に頭は「インプット」を求めます。
不思議なもので、新しい事柄に興味がでてきたり、いままでなんとなくやってきただけの事を掘り下げて調べてみたくなったりする瞬間が訪れるのです。
しばらく記事を更新できなくても、ふと、「このネタで記事を書いたら行けるかも?」と思える情報に出会えますから、その時に記事を書いてみたらいいのです。
ブログを書けなくなった時期を乗り切る方法、過ごし方
というわけで、ブログを書けなくなった時期を乗り越える方法なんですが、以下のステップを踏んでいくのが正解です。
1.いったんブログを休止する
2.好きなことをやる
3.新しいことをやってみる
4.ふと「記事にできそう」と感じたことがあれば、とにかく記事にする
これをやって、数記事書けば、テンポが良くなって、「ブログが書けなくなった」という状態が解消されます。
また、一つの副産物として「新しいカテゴリー」で一定数の記事がかけたりするのです。
特化型ブログを運営している人にとってはあまりメリットはないかもしれませんが、いわゆる雑記ブログを運営しているブロガーの場合、思いがけず「集客の柱となるカテゴリー」が作れるかもしれません。
「ブログが書けなくなった」というのは、ブロガーとして一つの成長のステップになるのだと思います。
じゃー今回はこれくらいにしておきます。
それでは。
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