ブログである程度の成果を出すには記事数が必要です。
そのため記事をせっせと量産するわけですが、そうすると当然複数の「検索キーワード」を狙うことになります。
一つ記事を書くたびにキーワードを選定しているスタイルの人もいるかと思いますが、私の場合「キーワードリスト」をあらかじめ作成しておきます。
たいてい30~100くらいのキーワードをリスト化して、常に記事ネタがストックされている状態です。
このような方法をとっている理由は単純に「効率がいいから」です。
もっと言うと、下記のようなメリットがあるからです。
・ネタがあるので書き続けることができる「続かない、継続できない」を解決
・キーワードの重複を回避できる
・モチベーションが上がる
・隙間時間にブログの内容を考えられる
キーワードリスト(ネタノート、ネタ帳とでもいいますか)を作るようになってから、効率的に記事を作成できるようになりました。
本記事では、初心者ブロガー向けの「キーワードリスト」作成のススメと、作り方について解説、整理していきたいと思います。
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ブログキーワードリスト(ネタノート)の作り方と構成
いきなり本題ですが、私のブログキーワードリストの作り方、構成を紹介していきます。
別の記事でも書いていますが、私の場合、基本的には「勝てる」キーワードと徹底的に選定してから、記事を書いています。
頭に思い浮かんだ適当なキーワードで記事を書いても、全く読まれないという暗黒の経験に基づくものです。
そのため、私のキーワードリストは単にリストの意味ではなく、キーワード選定とネタノート・ネタ帳的な役割を担っています。
#ブログ でどうしてもネタ切れしてしまう人、ちゃんとキーワードリストは作っていますか?
— リーぱぱ@リーぱぱのブログ(サブ垢) (@iBBJZa1pahDpOMS) June 15, 2020
✓狙うべきKW
✓月間検索数
✓難易度
をまとめておきましょう☆
次にどの記事を書いて、どれを内部リンクでつなげばいいかが一目瞭然♪#ブログ書け#ブログ初心者#ブログ仲間と繋がりたい
ブログでどうしてもネタ切れしてしまう人、ちゃんとキーワードリストは作っていますか?✓狙うべきKW✓月間検索数✓難易度をまとめておきましょう☆次にどの記事を書いて、どれを内部リンクでつなげばいいかが一目瞭然♪
実際に使っているのはエクセルのシートです。
Googleのスプレッドシートを使っても管理はできますね(下の図のような形式です、気に入ったら真似してください)。
キーワードリストに入力する項目と構成 |
項目としてはシンプルで、以下のような項目がずらっと並んでいます。
・狙うキーワード
・検索ボリューム
・Unindexv value
・「allintitle」 ヒット数
・検索1ページ目に表示されるサイトのURL(1~10)
・QAサイトが表示されるか
・無料ブログが表示されるか
・自分のブログが表示されるか
・追加情報
・タイトル案
各項目はエクセルのフィルター機能で仕分けができるようになっています。
結構項目が多いように感じるかもしれませんね。
一つ一つのキーワード候補にこれらすべてを記入していくのは大変です。
しかし、キーワードリストとして整理できるとともに、「勝てる」キーワードが確実に選定できます。
後述しますがこのリストの作成は自動化、半自動化も可能です。
まずそれぞれの項目を、ざっと見ていきましょう。
キーワード
キーワードリストなので当然といえば当然ですが、狙っているキーワードを入れます。
「ブログ アクセス 収益」などの2~3語の複合キーワードをひと固まりとして記入します。
ここに記載されるのは思い浮かんだ適当なキーワードではなく、ラッコキーワードやgoodkeywordといった無料ツールを使い、サジェストされて「実在するキーワード」ですね。
検索ボリューム
対象とするキーワードで記事を書いた場合、どれくらいのアクセスが見込めるのか?は重要な指標です。
難易度が同じ程度のキーワードであれば、検索ボリュームの多いものから記事にしていくと効率的にブログを成長させることができます。
まー、キーワードリストのすべてのキーワードについて記事を書けるほど時間があれば別ですがね。
おおよそでいいので月間検索ボリュームを調べて書いておきましょう。
グーグルが提供していキーワードプランナーで取得した検索ボリューム数の概算(10~100とか、100~1000といった形になります)を書いておけば十分です。
Unindex value
Unindex
valueはグーグルが提供していキーワードプランナーで取得できる、リスティング広告の競合性の値です。
注意点として、この値そのものが、そのキーワードで検索流入を集めるにあたっての難易度(SEO上の競合性)というわけではありません。
とはいえ、リスティング広告の競合性とSEO上の競合性は、それなりにリンクしています。
なんのこっちゃ?と感じるかもしれませんが、この値は、基本的には低い方が良いと覚えておきましょう。
「allintitle」 ヒット数
「allintitle:」の直後に検索キーワードを入力してGoogle検索した際にヒットしたページの数を記入しています。
該当のキーワードをすべて記事タイトルに含んでいるページ(記事)の数になります。
多くのブロガーやアフィリエイターは狙っているキーワードを記事タイトルに入れています。
そのため、この「allintitle」
ヒット数が多いと、おなじキーワードを狙っているライバルが多いということになります。
逆に0とか、一桁だとライバルの少ないキーワードだと言えますね。
検索1ページ目に表示されるサイトのURL
対象のキーワードで検索した際に、検索結果1ページ目に表示される記事のURLを記載している欄になります。
これらは、以下の「QAサイトが表示されるか」「無料ブログが表示されるか」「自分のブログが表示されるか」の参考にします。
QAサイトが表示されるか
対象のキーワードで検索した際に、検索結果1ページ目に下記のQAサイトが出てくるかどうかを確認しています。
・Yahoo!知恵袋
・発言小町
・教えて!goo
出てくればY (Yes)、出てこなければN (No)ですね。
「Y」の場合、そのキーワードはライバルが弱い(=QAサイトに負けてしまっている)と判断できる指標になります。
無料ブログが表示されるか
上記と同様に、対象のキーワードで検索した際に、検索結果1ページ目に下記の無料ブログのサイトが、「無料ドメインのまま」表示されるかどうかを確認しています。
・アメーバブログ
・ライブドアブログ
・はてなブログ
・FC2ブログ
・seesaaブログ
・エキサイトブログ
・楽天ブログ
・ココログ
・Blogger
これも、出てくればY (Yes)、出てこなければN (No)ですね。
「Y」の場合、そのキーワードはライバルが弱い(=独自ドメインにせず、まったりとブログを運営している)可能性が高いと判断できる指標になります。
自分のブログが表示されるか
同じジャンルのなかで、複数の検索キーワードで記事をかいていると時々、まだ狙っていないキーワードで検索上位をとれてしまっている場合があります。
こういったキーワードは、改めて記事を書いても、ブログ全体のアクセスはそれほど増加しません。
だから、新規に記事を書く優先対象として外れることになります。
なんなら既存の記事に追記することで事足りたりもするでしょう。
追加情報
追加情報やメモを記載する欄になります。
例えばUbersuggestで調査した、検索ボリュームやキーワードの難易度を記載するときに使用する場所です。
Googleのキーワードプランナーではおおよその検索ボリュームや、リスティング広告の競合難易度(SEOの競合難易度とは異なる)しか出てきませんよね。
私の場合、気になるキーワードや詳細を調べて判断したい場合に、Ubersuggestで追加調査を行っています。
タイトル案
上記の情報をすべてキーワードリストに入れると、自ずと「勝てるキーワード=記事を書くべきキーワード」が見えてきます。
記事を書くべきキーワードについては、どんな内容を書いたらいいかと考えつつ「記事タイトル案」を入れていきます。
この項目まで入力して、キーワードリストの完成となります。
ブログキーワードリスト(ネタノート)の作成は大変!半自動化も可能
ここまでがキーワードリストの作り方、構成となります。
ぶっちゃけ初心者ブロガーにとっては、かなり面倒に感じると思います。
とはいえ、なれればスムーズですし、作ったキーワードリストはそのままブログのネタノート(ネタ帳)として、貴重な財産になるでしょう。
適当なキーワードで闇雲に記事を書くよりも、多少時間をかけてでもキーワードリストをしっかりしたものにする方が、よほど効率的です。
あと、このキーワードリストの作成は自動化、半自動化が可能なんですよね。
具体的には下記の2つの方法があります。
・VBAなどのマクロを組んで、webスクレイピングして情報を取得
・クラウドワークスなどでキーワード調査を外注
このあたりについては、詳細は別記事を書いていこうかと思います。
キーワードリスト(=ネタノート)を作成し、管理するのはメリットしかない
私の場合、こんなややこしいキーワードリストを作成するスタイルを1年半ほど取っています。
調査したキーワードは、かれこれ3~4万位あるんじゃないでしょうか。
そのなかから絞り込んで、本記事の執筆時点で500記事弱を投稿しています。
常にストックキーワードは100程度あります。
このキーワードリストの作成と管理は大変ですが、後述するように、はっきりってメリットしかありません。
ツイートでも先日こういった内容を投稿しています。
ブログKW選定と記事執筆作業は完全分離してます
— リーぱぱ@リーぱぱのブログ(サブ垢) (@iBBJZa1pahDpOMS) September 10, 2020
あらかじめ書きたいKWがストックできてる状態☆
これによって
✔それぞの作業効率アップ
✔PCの前で「何書こう?」がなくなる
✔モチベーションが上がる
✔記事内容や構成を隙間時間で考えられる#ブログ書け#ブログで稼ぐ #ブログ初心者 #ブログ
ブログKW選定と記事執筆作業は完全分離してます
あらかじめ書きたいKWがストックできてる状態☆
これによって
✔それぞの作業効率アップ
✔PCの前で「何書こう?」がなくなる
✔モチベーションが上がる
✔記事内容や構成を隙間時間で考えられる
ネタがあるので書き続けることができる「続かない、継続できない」を解決
よく「ブログでネタがなくなった」「ブログに書くことが無い」といった悩みを持った人がいますよね。
こういった「ネタ切れ」はブログを継続できなくなる最大の要因の一つです。
ブログというのは習慣化がとても重要。
定期的に更新をしているうちはあまり億劫ではないのに、いったん休止期間を置くと再開するのがとてもつらく感じたりします。
キーワードリストを作って常にストックを持つことで、「ネタ切れ」を回避することができるのです。
ストックが減ってきた時点で、新たなキーワード調査をおこなってキーワードリストを更新すればいいのですから。
キーワードの重複を回避できる
記事を書くべきキーワードをリスト化することは、キーワードの重複(同じキーワードで記事を複数書いてしまうこと)を避けることができるというメリットがあります。
もちろん、ブログ開設初期の記事数が少ないうちは、「どのキーワードについて記事を投稿済みか」がわからなくなることはありませんよね。
ところが、投稿記事数が200、300と順調に増えていくとうっかり同じキーワードについて似たような記事を書いてしまったり、といったことが起こります。
はっきりって、これは時間の無駄です。
キーワードリストを作成して、しっかり管理をしましょう。
モチベーションが上がる
記事を書くべきキーワードが常にキーワードリストに記載されている状態だと、不思議とモチベーションの維持につながります。
おそらく、取り組むべき課題、処理するべきタスクが明確になるからでしょう。
一つ一つキーワードが減って(記事化されて)行くと、ゲーム感覚で楽しいですよ。
記事を執筆した際の達成感も味わうことができ、次の記事への意欲も高まります。
隙間時間にブログの内容を考えられる
キーワードリストを作成して、記事タイトル案まで書けば、ちょっとした隙間時間や移動時間に記事内容や構成を考えることができます。
これは、効率的に記事を書くにあたりかなりのメリット、時短になります。
PCを立ちあげてから、「さあ、ブログに何を書こう」という時間がなくなりました。
私の場合、Microsoftのonedriveにキーワードリストを保存しているため、スマホ、タブレット、自宅のPCから、いつでもアクセスが可能です。
電車の中や、子供の習い事の待ち時間、魚釣りでアタリを待っている時間などを有効利用しています。
ブログキーワードリスト(ネタノート)の作り方と管理方法【初心者向け】まとめ
ということで、わたくし、リーぱぱ流のブログキーワードリスト(ネタノート)の作り方と管理方法を紹介しました。
繰り返しになりますが、ブログのキーワードリストを作ることで、キーワード選定から、記事作成までの流れをかなり効率化できています。
少し触れ増したが、キーワードリストを半自動化することで、記事作成に時間を割くこともできています。
初心者ブロガーのうちから、キーワードリストを使ったブログ運営スタイルはおすすめですよ。
それでは、今回はこれくらいで。
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