調剤薬局事務で「仕事が暇で楽すぎる」問題と対処法

調剤薬局事務仕事暇楽

調剤薬局事務=忙しいし、覚えておくことが大変というイメージですが、実はそんなことばかりではありません。

ぶっちゃけ、勤務する薬局によっては「仕事が暇で楽ちん」なんてことも割と多いです。

薬剤師に安い給料でこき使われている調剤薬局事務さんから見れば羨ましい限りでしょう。

本記事ではそんな、調剤薬局事務が暇で楽ちんな薬局の実態について整理していきます。

また、調剤薬局事務で仕事が暇なときに「何をすればいいか」について書いておきます。


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暇で楽な調剤薬局事務の案件は存在する


まず、はじめにはっきり断言しておくと「仕事が暇で楽な調剤薬局事務」の案件は存在します。

ぶっちゃけると、私が学生時代に実習で2ヶ月ほど研修を受けていた調剤薬局は、超楽ちんでした。
薬剤師のご夫婦で経営されていましたが、ものすごーくまったりとした薬局だったのを記憶しています。

調剤薬局事務の女性2名(40歳くらいと20台前半)もいましたが、毎日2〜3時間くらいはおしゃべりしながら仕事してましたね。

休憩室には漫画もたくさんおいてあって、「なんで事務員雇っているんだろ?」って思ってました。

20代前半の事務員さんとは仲良くなって、普通に就業時間中に連絡先交換して、実習が終わってから一緒遊びに行ったりしましたよwww

それくらい、マターリした薬局です。

仕事が忙しい調剤薬局事務の現場・職場しか経験がない人からしたら「調剤薬局事務の仕事で暇・楽なところって本当にあるの?」って言いたくなるでしょうね。

でも、あるんですね。

勤務先の調剤薬局事務の仕事が暇で楽な理由


こういった、仕事が暇で楽ちんな調剤薬局事務の案件には理由・パターンがいくつかあります。

事例を簡単に紹介しておくと、こんなかんじ↓

・仕事が暇だけど、薬剤師が楽したいから雇われた調剤薬局事務員

・自動化が進んだ最先端の薬局

・薬剤師が雑務を含めて割と働く薬局

解説していきますね。


仕事は暇だけど、薬剤師が楽をするために調剤薬局を雇う薬局


世の中には「忙しいから調剤薬局事務員を雇う」のではなく、「薬剤師が楽をするために調剤薬局事務員を雇う」薬局があります。

典型的なパターンとしては、私が薬局実習で訪れた、薬剤師夫婦で営んでいる調剤薬局とかですね。

夫婦で薬剤師として勤務しつつ、他には薬剤師を雇用していませんでした。

一方で、処方箋の量としてはそれほど多くなく、実は二人の薬剤師がいれば十分。

薬局としての収入はそこそこで、人件費はあまりかかりません。

経営者である薬剤師のおじさんはのんびりした人で、薬局規模をさらに拡大したいという野心もなく、「楽をするために」多少の人件費をかけて調剤事務員を雇用してました。

実際は、業務量が多いから人を雇用するわけではないので、雇用される事務員もそれほど忙しくなく、仕事自体は楽で暇、ということになってました。

おやつの時間とかあって、すごいホワイトな薬局でしたね。


自動化が進んでいる薬局


調剤薬局事務の業務の一つに、レセコンへの処方情報入力作業があります。

結構大変で、時間もかかるし、ミスも多い作業ですね。

ところが最近はレセコンが進化していて二次元バーコードとかでピッとやると、情報が読み取れたりするようです。

普通に薬局がハイテク化して、最新のレセコンを積極的に導入して業務効率化を図っている場合、調剤薬局事務の作業は減って、比較的暇になるでしょう。

薬剤師が割と働く薬局


世の中には、調剤薬局事務員を「安く消耗できる駒」であるかのようにこき使う薬局もあると聞きます。

一方で、ちゃんと薬剤師もレセコン入力や電話対応、調剤作業をこなしている薬局もありますよ。

コンスタントに新卒の若手薬剤師を採用している大手とかだと、調剤薬局事務の仕事は比較的楽・暇です。

新卒の若手薬剤師が雑用もしてくれるので、調剤薬局事務員が理不尽な仕事量をさばくということはなくなります。


調剤薬局事務で仕事が暇で楽なメリット


仕事が楽で、暇な調剤薬局事務案件に就職できると多くのメリットがあります(あたりまえか)。

具体的には、

・体力的に楽

・調剤薬局事務の勉強や仕事を無理なく覚えられる

・一つ一つの業務を丁寧にできるからミスが少ない

・従業員に余裕があるので雰囲気・人間関係が良い

いわゆる調剤薬局事務の辛いところ(仕事を覚えられない、ミスが多い、人間関係が辛い)といったデメリットから開放されるのです。

調剤薬局事務で仕事が暇で楽なデメリット


一方で、調剤薬局事務の仕事が暇・楽となるとデメリットもでてきます。

・残業が無いため、残業代がつかない

・暇でやることがないと、不安になる

・調剤薬局事務の仕事のスキルが成長しない

特に、最新のシステム導入によって業務効率化がされたりすると、調剤薬局事務員としての雇用がおびやかされてしまいます。


仕事が暇な時に調剤薬局事務員がやるべきこと


仕事が暇になってしまった、楽すぎと感じている調剤薬局事務員は「何をしたらいいのか」困ってしまいます。

毎日激務に追われている調剤薬局事務の方からしたら、羨ましい限りでしょうがね。

仕事が暇で楽すぎる調剤薬局事務員がやるべき、おすすめ行動として3つほど上げておきます。

・薬局の掃除、整理

・ミスがないかの確認を徹底的にやる

・勉強する

仕事が暇な調剤薬局事務員は薬局の掃除、片付けを


仕事が暇な時期は、とりあえず薬局の掃除を率先してやりましょう。

薬局は清潔感が重要です。
その割に、取り扱う物品、用品が多いので掃除やいらないものの片付けをこまめにやると同僚に喜ばれます。

毎日8時間掃除・・・というわけには行きませんが、とりあえずの時間は掃除や整理をしておけばいいです。


楽で暇な時こそ、調剤薬局事務の仕事でミスは禁物!徹底的に確認を


調剤薬局事務の仕事でのお悩みで多いのが「どうしてもミスをしてしまう」「何度確認してもミスを見つけられない」というものです。

忙しい時にはミスをしてもある種仕方ないかと思います。

逆にいうと、仕事が暇な時期、楽な時期にはできるだけミスをしないために時間と労力を割くべきです。

こんなに仕事に余裕があるのに、ミスが多い、なんて思われてはたまりません。
評価が下がってしまいます。

楽で、暇な時こそ、調剤薬局事務の仕事ではミスは厳禁です!

確認を丁寧にしてミスのないようにしましょう。

調剤薬局事務の将来を見据えて勉強する


調剤薬局事務や関連する仕事を将来的にも続けて行く気があるのであれば、仕事が暇な時期は勉強にあてるのもありです。

業務時間は難しいかもしれませんが、休憩時間や、早めに仕事を切り上げて勉強することもできるでしょう。

おすすめなのは、調剤薬局事務関連の資格や、医療事務の資格。

あるいは、キャリアップを考えて登録販売者の資格取得をしてもいいでしょう。

amazonで参考書は安く変えますし、通信講座もあります。





興味があればどうぞ。

では。



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