医療事務を辞めたい:新人や試用期間中の悩みを解決するポイント

医療事務辞めたい新人試用期間中

「医療事務を辞めたい」と新人や試用期間中でも悩みを持っている人、結構いますよ。

特に未経験で、医療事務の仕事を始めたばかりの時期に、その大変さや難しさ、あるいは人間関係の問題に苦しんでるとかです。
採用されて、まだ一ヶ月とか、一週間とか、なんなら初日に辞めたいなんて声も聞きますよ。

よくある理由としては、こんな感じ。

・医療事務の仕事が思ったよりも忙しすぎる、体力的にしんどい

・医療事務でいきなりミスして、プレッシャーが辛いからもう辞めたい

・職場の先輩医療事務が怖い、いじめられる

・医療事務の仕事内容が思ってたのと違って、自分には向いてない

ただし、もう医療事務辞めたいと思っても、新人や試用期間中の身だと「自分は甘えているのか」とか「もう少ししたら慣れる(はずだ)から頑張ったほうがいいのかな」とかいろいろ考えてしまいますよね。

それにどこの病院も人手不足ですから、「辞めたいといっても辞めさせてもらえない」「辞めたいといったら怒鳴られた」なんてケースもあるのです。

本記事では、新人や試用期間中にもかかわらず「辞めたい」と感じてしまう医療事務の実情と、医療事務を辞めるべきか、続けるべきかの判断をするためのポイントについて記載しておきます。

また、そんな職場に巡り合ってしまった時に、ストレスを減らす考え方について整理していきます。


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医療事務の仕事を新人や試用期間中に辞めるかどうかの判断ポイント


まずは核心ですが、「辞めたい」と感じている医療事務の新人さん、試用期間中の人が本当に辞めるかどうかの判断のポイントについて。

ズバリ言うと「医療事務を続けることで、将来なにか良いことがあるかどうか」で、辞めるか、続けるかを決めるべきです。
まー医療事務以外の仕事でも同じようなことが言えますが。

仕事をするのはお金のためだったり、将来のキャリアのためだったり、単に楽しいからという理由だったりします。
自分が得るものがあるから、辛いことも我慢できるし、モチベーションをもって続けられます。

それが無いのに、無理に我慢を続ければ、精神的・肉体的にダウンしてしまう。
自分にとってプラスにならないのであれば、健康上のリスクを冒して時間と労力を割く意味などありません。

医療事務のように比較的忙しく、神経を使う仕事で、しかも人間関係も難しい職場多い仕事では特にこの点は注意してください。

そもそも「医療事務になろう」と考える人は結構、生真面目な人が多くて「辞めると迷惑をかける」とか「新人(試用期間)で辞めるのは世間的に良くない」考えて、自分以外のところに気を使ってたりします。

一度、冷静に、客観的に「このまま医療事務を続けて、将来自分の役に立つか」という点を認識してみましょう。

もちろん、多少大変でも「今、医療事務を辞めない方がいい」という結論がでたら、辞めるべきではありません。


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医療事務新人・試用期間中の辞めたいあるある


多くの場合、医療事務の仕事をしたいと願って、念願がかなって働き始めるわけです。

新人期間(または試用期間)というのは、たくさん覚えることがあって大変であるものの、自分の成長を感じられる充実した期間であるはず。

あるいは、医療事務経験者であれば新しい環境に不安と期待を覚えつつ、自分のキャリア開発とって重要なチャンスでもあります。

それにもかかわらず、 医療事務の新人・試用期間中に「辞めたい」と思ってしまう理由、典型的な「新人医療事務辞めたいあるある」は以下のように、とてもたくさんのものがあります。

・ミスが許されないプレッシャーが耐えられない

・新人や未経験者に対する教育がほとんどない

・「これくらいできて当たり前でしょ」と言われる

・覚えることが多すぎて、ついていけない

・指導してくれる先輩医療事務が怖くて質問できない、怒られる

・患者が多すぎてさばききれない、業務中ずっといっぱいいっぱい

・女性が多くいじめや嫌味を言われたりと雰囲気が最悪

・新しい人がが受け入れられにい雰囲気で、冷たい、孤独

・いつまでたっても医療事務の仕事に慣れる気がしない

基本的には、
・仕事をまだ覚えていない・覚えることが多い時期に適切な教育が施されない

・未経験者や経験が浅い同僚をサポートしたり受け入れる風土がない

・職場での良好な人間関係を築けない人がいる

こういった事情が重なっていることが医療事務の職場では時々あるというわけです(もちろん全ての職場がそうではありません)

運悪く、このような職場で新人・試用期間をすごす医療事務にのは、大きな困難が待ち構えているのです。

とはいえ、裏を返せば新人や試用期間中に「医療事務もう辞めたい」と感じるのはありがち。
もっというと誰もが通る道なんですよね。

いま、医療事務の現実に苦しんでいるひとがいるかもしれません。
でも、あなただけではありませんし、あなたが特別悪いわけじゃあないです。

みんな一緒ですよ。


新人や試用期間で「辞めたい」と思わせる医療事務の職場はクソだな。どうやってストレスを減らすか (´Д`)


そうはいっても、「医療事務は新人時代はしんどくて当然」なんて事は言いません。

医療事務に限らず、新人や試用期間中に「辞めたい」と思わせる職場なんてとんでもないです、クソです。
そんなクソ職場でのせいで、ストレス貯めてメンタルダウンとか御免ですよね。

運悪くこんな職場に迷い込んでしまったら、どうやって「ストレスを減らすか」を考えましょう。

はじめに言っときますが、「辞める」というのもストレスから開放される方法の一つです。

それ以外の方法としては、

・気にしない、想像力を働かせない

・頑張らない、焦らない

・人間関係を良好に保つ我慢をしない

この3つです。

気にしない、想像力を働かせないことで医療事務のストレス増幅を防ぐ

医療事務をやっているひとは比較的真面目な人が多いです。
真面目な人は、ミスをしたり、上司や先輩から怒られるとそれが気になって、ネガティブになりがちです。

「また同じミスをしたらどうしよう」

「先輩を怒らせてしまった」

「いつまでたっても仕事を覚えられそうにない」

「これからも同僚に嫌味を言われ続けるのだろうか」

こんな悪い想像がどんどん浮かんできます。

でもこんな思考は無駄じゃないですか?
気分が落ち込むだけ。

ストレスが増幅するのでやめましょう。


頑張らない、焦らない:すぐに医療事務の仕事を覚えられないのは普通


医療事務の仕事は経験者が超優遇されます。

仕事を一から覚えていくと時間がかかるし、大変だからです。

だから未経験から採用されるのは難しいし、未経験者が現場に入っても教育体制が整っていません。

その結果、新人医療事務はなかなか成長できず、戦力になりません。
以下、無限ループ。


これが医療事務です。
「医療事務は難しい」「自分は医療事務に向いてない」と皆が悩みます。

とはいえ、一人前にバリバリ仕事をこなす医療事務もたくさんいます。

結局、新人時代の医療事務は大変だけど、ゆっくり時間をかけて、最終的に一人前になるのです。
近道はなく、コツコツと積み上げていけばいい。

無理に頑張る必要もないし、焦らないでいいのです。
それに焦ってもすぐに仕事を覚えるわけじゃないし、状況は変わりませんよね。

周りと比べて劣等感を持つ必要もありません、意味ないです。

近道なんかないしそのうち、いつかゴールにつければいいのだから。



人間関係を良好に保つ我慢をしない:医療事務の仕事はどこにでもある


医療事務の世界では「先輩が怖い」とか、「意地悪な同僚がいる」というのは良くある話。

こういった場合、特に仕事がまだできない新人や試用期間中は、気軽に頼れるひとがいなくて苦労します。

わからないことを聞いたり、ミスをしたら同僚たちに嫌われてしまう・・・そう思って気を遣う毎日。
これだとストレスでいつか体を壊してしまいますよ。

こういった、人間関係を良好に保つための努力や我慢はやめましょう。
別に喧嘩をしろというわけではありません。

「別に嫌われても平気だな」という思考をもったら、いいのです。

そもそも、医療事務の仕事の魅力は「勤務地を選ばない」こと。
別に同じ場所で、同じ同僚とでずっと一緒に働くわけじゃないじゃないですか。

経験を積みながら、よりより医療事務の職場に移っていくんだから。

そもそも、職場に馴染めず、仕事を覚えられず、嫌われて、嫌味を言われても死ぬわけじゃありません。
それどころかちゃんと給料がもらえます。

意地悪な同僚と仲良くなる必要はないです。



医療事務の仕事を新人・試用期間に辞めるのなんか不本意に決まっている


多くの人は、医療事務の仕事がしたくて、医療事務になっています。
人によってはコツコツと資格の勉強をして、やっと採用されたはず。

・できることなら辞めたくないし、長く続けたい

・ちゃんとキャリアを積んで立派な医療事務「経験者」に成長したい

こんな風に思いますよね。
わかります。

これから新人医療事務として頑張ろうと思っていたのに、「辞めたい」なんて感じてしまうのは、不本意に決まっています。

わかります。

だから、「辞めたい」と感じる自分を責めたり、嫌悪感や罪悪感を感じる必要ありません。

新人や試用期間でも我慢できないなら、医療事務は辞めていい


どうしても、 新人や試用期間で我慢できなくなったら、医療事務は辞めていいです。
できるだけ早く。
心と体の健康を害する前に、辞めるべき。

「辞めると周りに迷惑をかける」なんて思うかもしれませんが、そんなものは自分には関係のないこと。
雇用主が解決すればいい問題です。

辛いことから逃げるのは悪いことではありません。

ほかの所で医療事務をもう一度やってもいいし、別の仕事をやってもいいのです。

前述したように、「自分にとってプラスにならないことを我慢する」必要はないです。
医療事務を続けるデメリットが、辞めるデメリットを上回ったなら、その瞬間に「辞める」方向にかじを切るべき。


「世の中のブラック企業に比べればましだ」

「隣の芝生は青く見えるだけだ」

「うちはまだマシなほうだ」

こんなことを周囲が言っても気にしないこと。

これらは、経営者や管理者が、「職場をよりよくするための努力」を避ける口実ですからね。

自分が努力をせずに、立場の弱い従業員に我慢を強いる常套手段です。
怠け者の戯言です。

新人や試用期間でも我慢できないなら、医療事務は辞めていいのですよ。

それでは。

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