今回は医療事務の休日、お休み事情の話です。
・医療事務は休みが少ない?
・年末年始のは医療事務の仕事はちゃんと休みとれるの?
・医療事務は休みがとりにくい?好きな時に休めないって聞いたけど本当?
・年末年始のは医療事務の仕事はちゃんと休みとれるの?
・医療事務は休みがとりにくい?好きな時に休めないって聞いたけど本当?
本記事では、こんな医療事務の「休み」に関する疑問について解説してきます。
また、
・医療事務の休日出勤ってどんなかんじ?
・医療事務の休日事情はブラック、ホワイト?
・そもそも医療事務はの休みっていつ?
といったことについても触れておきます。
本記事をがおすすめの人
・医療事務に興味があるけど休日ついて知りたい人
・医療事務として働いているけど自身の職場の休み平均並みかどうか知りたい人
・子育て中で、医療事務の働き方でやっていけるかどうか不安な人
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医療事務は休みが取りやすい、という誤解
いきなり結論を書いていくと、医療事務は休みがとりにくいです。
年末年始の休みもそれほど長期間取ることはできません。
医療事務の仕事は楽、子育て中の兼業主婦でも始めやすいなんてイメージがあります。
出張とかないので比較的楽なのは確かなんですが、休みについてはちょっとだけ注意したほうがいいかもしれません。
医療事務の経験がない人だと、医療事務=ホワイトと思っているかもしれません。
でも、少なくとも「休み」については、ごく普通の良心的な企業や大手企業のほうがはるかに優遇されているのす。
医療事務は休みが取りやすいというのは、誤解だということになります。
とはいえ、零細企業や一部のブラック企業と比較すると遥かに休みは多いし、取得しやすく働きやすいのも事実なんですが。
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医療事務の休みの仕組み
医療事務の休日について仕組みを整理しておきます。
まず、医療事務の場合、カレンダー通り毎週の土日が休みというわけにはいきません。
なぜなら、総合病院であれ個人クリニックであれ、完全の土日が休みというところはまれだからです。
実際身の回りの病院の診療日を考えてみればわかりますよね。
日曜日は休みで、土曜日午後プラス平日の午後が休みで週休2日ということが多いはずです。
また、規模の大きい総合病院、地域の中核病院なんかになると日曜・祝日・年末年始も開院しています。
医療事務をはじめ、医療従事者といえで休みは必要ですから、シフト制を組んで年間の休日を消化することになります。
有給休暇分についても交代制で消化していきます。
スタッフ一人ひとりの事情すべてを考慮することは難しいため、希望どおりの休みが取れないこともあるし、大企業のようにまとまって1週間とか2週間の休暇取得はかなり難しくなります。
急に休みにくい。それが医療事務
医療事務の仕事は兼業主婦の子育て世代に人気ですから、小さい子供がいる人も多いですよね。
子供の行事や、急な休みに対応できるかどうか気になるところです。
まず、いい側面として、医療事務の休日はある程度規則的、休日予定の見通しは立ちやすいです。
理由は、病院そものもが規則的な営業日にしたがって運営しているからです。
前述のように、大抵の病院やクリニックでは、医療事務スタッフはシフト制を組んでいます。
そのため、予めわかっている行事については休日の調整はやりやすいと思います。
ただし、急な休みについては結構たいへん。
職場のルールや雰囲気にもよりますが、出勤している同僚に負担をかけてしまいます。
欠勤者がいると出勤しているスタッフでなんとか仕事を回すか、休みの予定でシフトを組んでいた誰かに急遽交代を依頼することになってしまうからですね。
たとえば子供の急病で休むことになった場合は、職場のスタッフのフォローを後日することを忘れずに。
普段から同僚の急用や、シフトの交代希望を受け入れるようにしておいたほうがいいでしょう。
医療事務って休日出勤があるの?
ちなみに医療事務の場合、休日出勤が発生することがあります。
医療事務の仕事として、毎月の診療内容をもとにレセプト(診療報酬請求書)というもの作成します。
これを期日までに提出しないと、保険組合から診療報酬をうけとることができません。
そのためどの病院も、月末から毎月10日頃まではレセプトの締め作業で大忙しです。
人気のある病院では患者数が多く、膨大なデータをもとにしたレセプト作成、確認作業が必要です。
期限内にこれらの作業を完了させるために、担当業務によっては休日出勤や残業があります。
医療事務は休みが少ないって本当?
医療事務の休みの数そのものはどうでしょう。
休みが少ないという噂もあるのできになりますね。
結論としては、医療事務の休みが特別に少ないということはありません。
ただし、病院によって事情が異なります。
一般的なクリニックでの年間休日はだいたい平均すると90〜120日くらいで、一般の企業とほぼ同じくらいです。
基本的には、クリニックや病院の開院日数に影響されます。
まれに80日を下回るクリニックもありますが、ぶっちゃけ個人病院だと開業している医師次第ですね。
働き者の先生や医師夫婦で一つの医院を経営していると、診療のために病院をあけている年間日数が多くなります。
病院が診療を休んでいる日プラス、有給休暇が医療事務スタッフの年間での休日ですね。
年次有給休暇の付与日数は、雇用形態と勤続年数に応じて法律で定められており、
一般労働者の場合6ヶ月以上勤続していれば10日、勤続年数が長くなるに応じて増えていき、6年6ヶ月以上で20日の有給休暇がもらえます。
2019年より企業では有給休暇を年間5日以上消化することが義務化されていますから、医療事務の毎月のシフトの中でこれらを消化していきます。
余談ですが、自分がのこっていれば開院時間後に来た患者も診療するという先生もいますので、そういった場合は医療事務スタッフも残業して残ることがしばしばあるようです。
医療事務の年末年始の休みは?
医療事務は年末年始のお休みはちゃんとあります、でも割と短いです。
一般の企業であれば1週間以上の冬休みがある場合も多いのですが、医療事務の場合、年末に2日程度、年始に2日程度といった具合になります。
当然有給や、シフトをうまく組んで貰えれば休みを長く取ることもかのうですが、誰かが代わりに出勤することにはなります。
原則的には、病院そのものの年末年始の休みに依存します。
ただし、病院自体のおやすみよりもちょっと短いイメージです。
たとえば病院が12/29から1/3にお休みだとしたら、医療事務のスタッフは12/29の午後から1/2までが休みという具合。
患者が来ない時間帯に片付けや、事務処理をおこなうために出勤するという感じです。
医療事務は休みが少ない、休みにくい?年末年始は?休日の話【まとめ】
以上、医療事務の休みの話です。
医療事務は子育て中の兼業主婦でも働きやすい、人気の職業ですが、休日をどれくらいとれるか不安に感じている人も多いですよね。
下にざっくりとまとめておきます。
・医療事務の休みはシフト制が普通。事前にわかっている用事は休みやすい
、急な場合は休みにくいので、同僚との関係性を良好に保つのがポイント
・出張等はないが、レセプト業務の主担当とかだと月末〜月初に休日出勤することがある
・年間の総休日数は90〜120日くらいが平均。ただし個人クリニックの場合は開業医の裁量で決まる。
・年末年始の休みは病院の診療日によるが、一般的には短め(4〜5日くらいが多い)
、急な場合は休みにくいので、同僚との関係性を良好に保つのがポイント
・出張等はないが、レセプト業務の主担当とかだと月末〜月初に休日出勤することがある
・年間の総休日数は90〜120日くらいが平均。ただし個人クリニックの場合は開業医の裁量で決まる。
・年末年始の休みは病院の診療日によるが、一般的には短め(4〜5日くらいが多い)
では。
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