先日、薬剤師男性が将来を不安視している旨の、以下のようなツイートをしました。
家庭持ち薬剤師男性は将来を不安視してます🙄薬剤師が昇給率が低い職業だから🤔— リーぱぱ@リーぱぱのブログ(サブ垢) (@iBBJZa1pahDpOMS) January 26, 2020
解決法は
1️⃣薬局経営者化
2️⃣高待遇案件に転職
3️⃣副業
ただし3️⃣は、薬剤師スキルを活かせる物は多くなく、ブログやライターくらい
リスク覚悟で1️⃣か2️⃣というのが現状😫#薬剤師求人#薬剤師#副業#転職#ブログ書け
家庭持ち薬剤師男性は将来を不安視してます🙄薬剤師が昇給率が低い職業だから🤔
解決法は
1️⃣薬局経営者化
2️⃣高待遇案件に転職
3️⃣副業
ただし3️⃣は、薬剤師スキルを活かせる物は多くなく、ブログやライターくらい
リスク覚悟で1️⃣か2️⃣というのが現状😫
解決法は
1️⃣薬局経営者化
2️⃣高待遇案件に転職
3️⃣副業
ただし3️⃣は、薬剤師スキルを活かせる物は多くなく、ブログやライターくらい
リスク覚悟で1️⃣か2️⃣というのが現状😫
特に家庭があって、家族を養う立場にある男性薬剤師のことです。
経済的な不安があるんですね。
まー誰しも、どんな職業でも経済的な不安はあるものですけどね。
本記事では、この件について解説して行きます。
薬剤師は男性の仕事ではない時代があった
薬剤師は女性よりも男性が少ないです。
でも昔はもっと、女性薬剤師の比率は高かったです。
一昔前は薬剤師といえば女性の仕事、男がやるような仕事じゃないとか過激なことを言う人もいたくらいです。
最近では男性薬剤師も増えてきましたし、大学の薬学部の男女比率も半々くらいになってきました。
看護師も同じですよね。
昔は看護婦と呼ばれていましたが、男性も増えましたし、男女平等の概念が浸透して「看護師」になりました。
こちらの記事も
薬学部の男子学生は薬剤師にならない?
薬学部の学生の男女比率は半々くらいですが、新卒の薬剤師は女性が若干多いです。
薬学部男子が、薬剤師国家試験に落ちまくっているわけではありませんよ。
実は薬学部を卒業した後の就職先は、薬剤師だけではありません。
ざっくりいうと、以下の3種類の進路のいずれかに進んでいきます。
1.薬剤師
2.公務員(調剤業務を行わない職)
3.製薬企業またはCROの社員
せっかく薬剤師国家試験に受かったのに、調剤業務を行わない2や3に進む学生がたくさんいるのです。
そして、これらの進路に進むのは、男子学生が多いのです。
薬剤師で男性だと、将来が不安?
なぜ、男子学生が薬剤師にならないのか?
さきほども書きましたが、薬剤師国家試験に合格できないからではありません。
主な原因は、収入面の不安です。
薬剤師は一般的には高収入だと思われていますよね。
平均年収は500〜600万円くらいです。
世の中の平均よりは高いですね。
でも、
・塾や予備校などに、それなりの時間とお金を投資しないと合格が難しいほど難関
・6年間も大学に通う必要あり
・私立だと大学の学費だけで1000万円超必要
といったことを考慮すると思ったほど「いい仕事」ではありません。
また、初任給はそこそこいいものの、その後の昇給はごくわずか。
雇われ薬剤師だと年収700万円程度でピークがきてしまいます。
一方で、公務員や、製薬企業に行けば、毎年それなりに昇給できるし、ピーク時年収1000万円超も夢ではありません。
相対的に、男性で、薬剤師をやっていると将来に不安を感じたり、人生の選択を間違ったような感覚に陥ったりするのです。
それに、「将来薬剤師は無くなる」なんて言う人もいますから、ますます不安です。
家族持ちは特に。
妻や子供を養っていけるだろうか、と。
将来不安な男性薬剤師がとれる解決方法はそう多くない
こういった、薬剤師男性が抱える将来への不安を解決する決定的な手段はありません。
煮詰まってきた薬剤師は、だいたい以下の3つの方法を検討するものです。
・自ら薬局経営
・高待遇の薬剤師案件を見つけて転職(職種は薬剤師のまま、職場を変える)
・副業をする
ただし、当然薬局経営にはリスクがつきまといますし、これからの時代は、医療費削減で逆風が吹きます。
企業体力のある大手チェーン薬局の台頭でう、個人薬局は淘汰されていくことでしょう。
高待遇の案件は、地方や薬学部のない県ではぼちぼちありますが、引っ越しや、未知の新しい職場にはリスクがありますよね。
サラリーマンの間での副業は流行っていますが、薬剤師の場合、直接スキルを活かせる副業は限られています。
ブログや、案件があれば医療系のライターくらいでしょうか。
薬剤師の人は、時間給の安いUBER EATSなんかやろうと思わないでしょうから。
結局はリスク覚悟で、薬局経営または、高待遇案件に転職というのが現状ですし、まー実現性はまだあるかなってところです。
または、現状で我慢、かな。
薬剤師夫婦なら男性も将来に不安を持たなくてよい
ちなみに、もしも薬剤師同士の夫婦だったら、まったく心配ありません。
一人年間500万円ずつ稼げば世帯年収1000万円です。
田舎の、薬剤師ならゆるーく働いて500万円くらいいけるでしょう。
こういう男性薬剤師は将来に不安はありませんね。
独身の薬剤師男性や、薬学部男子はそこのところよーく考えましょうね。
では。
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