毎日何時間も仕事をする職場が暗いと辛いものです。
できることなら職場のみんなが和気あいあいとは明るくて楽しい方がいいですよね。
働きやすいし、モチベーションも上がると思います。
しかし職場が暗いからといって、仕事を辞めたいと考えてしまうのはいきすぎかもしれません。
本記事では職場が暗いことが原因で、やめたいなんて考えが頭によぎってしまった人のために、辞める前に考えるべきポイントについて整理しています。
典型的な暗い職場ってどんなんだ
いわゆる暗い職場といえば、 下のような感じでしょうか。
- 職場の人がほとんど雑談しない
- 業務に必要な会話 も最低限
- 仕事以外のプライベートな付き合いが一切ない
- 社内や職場での行事や食事会もほとんどない
こんな状況だと 社員同士の仲も良くなりませんし、明るい雰囲気で冗談を言い合いながら楽しく仕事をする、なんていうイメージはわきません。
明るい職場と暗い職場がある理由
それぞれの職場には雰囲気というものがあります。
どんな仕事をしているのか、どんな職種なのか、どういうメンバーなのかによってその雰囲気というものは決まります。
まだ会社そのもののカラーや、業績によって働いている人のテンションも変わりま。
こういった要因が重なって職場全体の雰囲気が明るい、暗いということが起こってきます。
例えば、業績が右肩上がりで、イケイケの営業マンばかりが集まっているような部門ではきっと職場の雰囲気は明るそうですね。
一方で、今にも潰れてしまいそうな会社であれば当然職場の雰囲気は暗いと思います。
メンバーがたまたま暗い人ばかりで、そこに明るい新メンバー数人入っただけで、ガラリと雰囲気が変わることもあります。
自分の職場は暗いのか、明るいのか客観的、冷静に考えてみよう
運良く明るい職場に配属されて、和気藹々と女で楽しくやっている人もいれば、暗い職場で働いていて毎日息が詰まりそうなんて感じている人もいることでしょう。
職場が暗いとモチベーションが上がりませんし、楽しくないから嫌ですよね。
知り合いがすごく明るい職場で楽しそうに仕事をしているといった話を聞いて、ついつい自分の暗い職場と比較してしまったりすることもありがち。
しかし、自分の職場が本当に暗いのか、それとも明るいのかは1度客観的に考えてみないといけません。
これは大事なポイントです。
例えば、自分の職場が暗い暗いと感じていたとしても、本当はただ単に大人しくて、性格の優しい同僚が多い職場なのかもしれません。
それは暗いのではなく、静かで落ち着いた職場、ということになります。
良い面もあるはず。
逆に、理想に描いていた明るい職場だと思ったら、実は体育会系のノリで、あまり細かいことに気を配れる人が少ない職場だったということもあり得ます。
もしかしたら、一時的な会社の業績に、社員が浮かれているだけなのかもしれません。
その場合、もしも職場が暗いと感じて辞めてしまったら後で、後悔してしまうことになるでしょう。
暗い職場のメリットとデメリットを認識しよう
そんな暗い職場にはメリットもデメリットもあります。
メリットとして、
- 社員同士がそんなに仲良くないから行事が少ない
- 暑苦しい人がいないから、冷静な判断ができる
- 大声で怒鳴ったりされることがない
- 自分も暗くておとなしければ溶け込める
- 皆が省エネモードなので、体力的に楽
実は結構いいところが多いですね。
一方で、デメリットは、
- 元気がでなくてモチベーションがあがらない
- こっちまで暗くなりそう
- 体育会系出身者には息がつまりそう
- 楽しい社内行事がない
職場が暗いから辞めたいという結論の前に、これらのメリットとデメリットを自分の価値観に照らし合わせて、よく評価する必要がありますよね。
暗い職場と明るい職場どちらが自分に向いているのかも大事
実は、職場が暗いと嫌だと感じる人がいたとしても、明るい職場なら楽しくやっていけるとも限りません。
というのも、人にはそれぞれ性格にあった向き不向きがあり、暗い職場が向いている人もいれば、明るい職場が向いている人もいるのです。
また、暗い職場が向いていないからといって、明るい職場が向いているというわけでもありませんし、逆もしかりです。
カードの表と裏ではありません。
そして、本来、明るい職場が向いていない人が、明るい職場に配属されたらかなりの精神的な負担になることを覚えておいてください。
明るい人達に合わせて無理やり笑ったり、楽しそうにするというのは案外難しいものだからです。
もちろん、逆に、暗い職場が向いていない人が暗い職場に配属された場合、こちらもあまり心地よくはありませんよ。
ただし私の経験上、暗い職場が向いていない人が暗い職場に配属された場合の方が順応できることの方が多いようです。
その気になれば、暗い職場では我慢して黙っておいて、社外で明るい友人や仲間を見つけてバランスをとることができるからです。
トータルで考えると暗い職場で働く方が間違いなく 楽です。
職場が暗いのに耐えられない、辞めたいなら
それでもやっぱり自分の職場が暗いことに耐えられない、辞めたいと感じるのであれば、転職または異動という手段を考えるべきでしょう。
特に職場が暗い原因が、会社業績が著しく悪いということであれば、すぐにでも転職活動を始めるべきだと思います。
また本当に暗い職場というものが向いていない人は、あまり長い間その環境にいると心を病んでしまうかもしれませんよね。
自身の健康を害するおそれがあるくらい職場が暗いのであれば、その状況からは急いで逃げ出すべき。
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「明るい」ことを強調した職場には注意
もしも転職や異動で、「明るい職場」に移るなら、過度に「明るい」ことを強調した職場は警戒したほうがいいかもしれません。
「アットホームで明るい会社」、「みんなが仲良く和気あいあいとしている職場」、とか怪しいです。
社員間の心理的な距離が近く、プライベートを犠牲にした社内・部内行事が行われていたりするかもしれません。
覚悟してくださいね。
職場が暗い、辞めたいと思った時に考えるべきポイントまとめ
職場が暗い、そしてそれが原因で辞めたいと感じてしまう状況にある場合、一度冷静に、本当に自分の職場が「暗い」のかを考えるべきです。
実は「暗い」わけではなく、単に落ち着いた静かな雰囲気の職場なだけかもしれません。
そして本来の自分の性格を考え、本当に明るい職場が向いているのかどうかもよく見つめてみましょう。
それでもやっぱり「暗い職場」が耐えられない辞めたいと考えて、明るい職場を望むのであれば、転職あるいは人事異動の仕組みを利用するべきです。
暗い職場でが本当に向いていないのであれば、心を病んでしまいますからね。
ただし、転職や異動は慎重にね。
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それでは。
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