学生時代に夜眠たい目をこすりながら受験勉強をしていました。
いわゆる夜型勉強法です。
一方で周りの大人からは、「勉強は朝起きてすぐやるのがいい」と言われてきました。
いわゆる朝方勉強です。
今でも世間では、「朝早起きして勉強する方が、頭がすっきりしていい」なんていう人もたくさんいます。
ただ私の感想としては、アラフォーになっても未だに、この朝方勉強法の何がいいのかよく理解できません。
夜型勉強の方がいいに決まってると思っています。
本記事では、世間一般であまり支持を集めていない「夜型勉強法」についてメリットとデメリットを整理して行きます。
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夜型勉強法があまり指示されていない背景
「夜型勉強法否定派」が最も強調する理由の一つは、「夜寝る前の時間帯は疲れが溜まっている、特に脳の疲労がたまっているため、勉強しても効率が悪い」というものです。記憶力や思考能力が低下している状態で勉強をしても、なかなか頭に入ってこないよ!というのです。
それにもう一つ。
夜に勉強をしていると、だらだらと勉強してしまうというものです。
たしかに夜型勉強法は、睡眠時間のことを考えなければ、朝までかなりの時間があるため、「短い時間で集中しなければいけない」というモードになりにくいというのはありますね。
あとは、高校時代によく教師から言われた理由として、「夜型勉強をしているとテレビやラジオなどが面白い時間帯であるため、誘惑が多い」ということです。
朝型勉強方が支持されている背景
夜はできるだけ早く眠り、朝早い時間に起きて勉強するほうがいい、という人たちがたくさんいます。「夜型勉強法否定派」であり「朝型勉強法支持派」ですね。
いろんな人たちに聞いてみると、この朝型勉強法支持派の方が多い、あるいは、声が大きいような気がします。
社会人の間でも、「朝早起きして、勉強や自己啓発の時間にあてる」という朝活なんてものも流行っていましたね。
この朝型勉強法支持派が主張するのは、朝は睡眠を取った直後なので、一日のうちで一番頭がすっきりしている。
そのため勉強効率がとても良い、というものです。
まー、たしかに早朝の早い時間だとテレビを放送されていませんし、車もほとんど通っていないのでとても静かで集中できる環境は容易に作ることができます。
また1日の主要な活動が数時間後に控えているため、「時間制限」というプレッシャーがかかり、結果的に短い時間で高い集中力を発揮することができるというのです。
追い込まれるわけですね。
夜型勉強法を続けていると時々困ることは確かにある
確かに、朝型勉強法と比べると、夜型勉強法の悪い点はある程度は理解できます。私も、勉強を始めたものの、「今日は面白いテレビがあったなぁ」、なんて考えてしまうとついつい誘惑に負けてしまうこともありました。
また、夜疲れた状態で勉強を始めるので、うとうとと睡魔が襲ってきて意識を失うこともあります。
気づいたらノートの上によだれを垂らして寝ていた、なんていう経験も何度もありました。
それでも受験勉強は夜型がいいと思う
こういう背景を踏まえても、やっぱり未だに夜型勉強法が正解だったと感じています。特に受験勉強に関しては。
現役の高校生たちは、よほど早起きが得意でない限りは、夜型勉強法の方が成果が出やすいのではないでしょうか。
そう考えるポイントを以下に示していきます。
受験勉強中の高校生は宿題や課題が多い
朝型勉強法を勧める人たちは、朝の方が時間的なプレッシャーがかかるため、短時間で集中できるといいます。社会人の朝活の場合はこれでいいと思います。
でも、高校生の場合、これは非常にリスクの高いやり方です。
受験勉強中の高校生はとても忙しいです。
たくさん宿題が出るし、毎日のように小テストが行われます。
その準備のために、十分な余裕をもって時間を確保しなければいけません。
日によっては宿題が多かったり、とても難しくて思った以上に時間がかかることもあります。
いくら「朝の方が集中できるから」といっても、絶対的な時間が足りなければ、全てをこなすことはできないのです。
例えば、私の経験だと、2時間ほどで宿題と翌日の準備が片付くこともあれば、5時間ほど家庭学習に充てなければいけないこともありました。
朝は6時頃に起きて、そのまま学校に行って朝補習があったので、朝から5時間の勉強時間を確保するには、夜中の1時に早起きしなければいけません。
これって現実的じゃないですよね。
5時間勉強しなければいけないのであれば、夜8時から夜中の1時まで勉強したほうがいいです。
その後、5時間睡眠をとる方が生活リズムは組み立てやすくなります。
当然それ以上に課題に時間がかかる日は、睡眠時間を少しずつ削っていけばいいだけです。
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若いうちは夜型勉強法でも記憶力は高い
夜型勉強法だと、勉強をする時間帯に体や脳が疲れてるのは事実です。朝の方が頭がすっきりした感覚があるのは誰しも経験があるでしょう。
しかし若い、高校生ぐらいの年齢の人は元々記憶力も高いですよね。
頭が疲れている夜の時間帯であっても、十分な記憶力は維持できるはずです。
それに朝型勉強法だと、早起きした時は頭がすっきりしていますが、昼以降や夕方には疲れが溜まってきます。
受験生の場合は、この時間帯にも授業や勉強しないといけないです。
そのため、一日の生活を総合して考えたら、朝型勉強法が夜型と比較して、本当に勉強の効率が良いかどうかは疑問です。
若い人は何時間寝てもまだ眠い
朝型勉強法は夜型勉強法と違い、「夜早く寝れば、朝早起きができる」という前提に立っています。しかし世の中には早起きが苦手な人がたくさんいます。
特に若い頃というのは、誰しもたくさんの睡眠を必要とするものです。
元々受験勉強中の学生たちは毎日睡眠時間が不足気味です。
私も高校3年間は毎日眠かったのを覚えています。
そんな状態の高校生達が、早く寝たからといって朝型勉強法のための時間を十分に確保できるくらい早起きができるとは限りません。
朝起きれずに二度寝してしまうと、結局全く家庭学習をしていないのと一緒になってしまいます。
これってあまりにもリスク高いですよね。
テレビやラジオだけではなく昼夜問わず誘惑の多い時代である
夜型勉強法をしていると、「テレビやラジオが面白い時間帯」に勉強しないといけないので、誘惑が多くて辛いという意見があります。これは十数年前くらいであれば確かに当てはまるのですが、今の時代では当てはまりません。
テレビやラジオだけが今の時代の娯楽ではないからです。
インターネットを通じて、昼夜を問わず、ありとあらゆる娯楽が利用可能です。
夜型勉強法であろうと、朝型勉強法であろうと、たくさんの誘惑と戦いながら勉強をしないといけないというのが今の世の中です。
そのため、現代においては朝型勉強法のメリットは、夜型勉強法のメリットと比較してそれほど大きいとは思いません。
勉強は夜型は良くないって言われてたけど、いまだに理解できない。メリットデメリットを整理した。:まとめ
勉強は夜型はよくないという人は今でもたくさんいます。朝型勉強法の方が効率がいいよと言うのです。
私も学生時代にたくさん周りの大人からこのことを言われましたが未だに同意はできません。
勉強は夜型で進めてきましたがその判断は正しかったと思っています。
最終的には個人の体質や考え方で決めればいいとは思うのですが、朝型勉強法を他人に勧める気にはなりませんね。
特に現代の若い高校生が受験勉強をするにあたっては、夜型の方がメリットが大きいのではないでしょうか。
それでは。
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