スクワットは筋トレの王様といわれています。
しゃがんで、立ち上がって、またしゃがんで…というアレです。
太股とおしりを追い込める、あのエクササイズがスクワットです。
アメリカでは「キング・オブ・エクササイズ King of exercise」と呼ばれているとか、いないとか…。
私もスクワットをした日は、ストレスや嫌なことは吹っ飛んで晴れやかな気分になれますし、翌朝にはほどよい筋肉痛を感じることができます。
でも、スクワットには注意も必要です!
スクワットはやり方や、トレーニング後のケアを間違えるとひどい筋肉痛になるんです。
時には歩けないほど辛いという人も。
また、長引く筋肉痛だと思ったら、関節を痛めていたなんてことにもなります。
本記事では、スクワットの筋肉痛が歩けないほど辛い、といった症状がある場合に確認するべきポイントを整理しています。
でもスクワット最高!
スクワットは下半身(太股、大殿筋)強化の最強トレーニングだ
ご存知のように、スクワットは、主に太股(大腿四頭筋)とおしり(大殿筋)に負荷をかけるトレーニングですよね。
これらの筋肉は非常に大きいため、適切にトレーニングすればかなりのカロリー消費が期待できます(太ももの筋肉は、人体で最も大きい!)
ダイエット目的でトレーニングしている人にはうれしい点です。
とくに普段運動していない人の場合、二本の足に、体重分の負荷をかけるわけですから、自重でもしっかりやりこめば、翌日は筋肉痛で歩けないほどになります。
バーベルなどを使えばさらに負荷をかけることもできますよね!
最強、最適のトレーニング、それがスクワットです。
スクワットの筋肉痛歩けないほど辛いことはある
スクワットは太股を中心に、足やおしりの筋肉に負荷をかけるわけです。
負荷がかかれば、その分、筋繊維が損傷します。
そして、損傷した筋肉が回復するときに、大きく、より強く成長する(超回復)するのが筋肉トレーニングの基本ですよね。
でも、この時筋繊維が損傷しているのでトレーニング後には痛み(筋肉痛)が生じてしまいます。
当然、足やおしりの筋肉痛がひどければ、「歩けないほど辛い」「歩くたびに痛い」ということになります。
また、太股とおしりの筋肉は、人間の体の中でもかなり大きい割合を占めるため、一度筋繊維が傷つけば、回復に時間がかかります。
スクワットをし過ぎて、筋肉痛が3~4日続く。
その間歩けない、なんてことはざらです。
筋肉痛で歩けない状態が長引くときは注意!
ただし、スクワットをしたせいで歩けないほどの筋肉痛が長引くという場合、何か原因があるかもしれません。
以下、筋肉痛で歩けない状態が長引くときに確認すべきポイントを記載しておきます。
これらのポイントに気を付けて、トレーニングしてください!
スクワットの姿勢が悪い場合、痛いのは太股だけですか?
筋トレ初心者にありがちなのが、スクワットの時の姿勢が悪く、狙うべき筋肉群にうまく負荷がかかっていない、一部の筋肉のみに過剰な負荷がかかる、という場合です。本来正しい姿勢でスクワットをしていれば、太股(大腿四頭筋)、おしり(大殿筋)、そしてふくらはぎ(腓腹筋)が筋肉痛になるはずです。
例えば、太股(大腿四頭筋)ばかりに負荷がかかると、激しいここだけが激しい筋肉痛に襲われ、翌日歩けないほど辛い、なんてことになります。
スクワットで腰が痛くて歩けない場合
これも姿勢が悪いことが原因ですが、負荷が腰にかかってしまっている状態です。これはかなりの赤信号です。
スクワットで、腰を痛めたという人は結構いるんです。
腰の骨を折ったり、そのままぎっくり腰なんてことにもなりますからねー。
特にバーベルを担いで負荷をかけてスクワットしているひとは、要注意!
正しい姿勢でスクワットをすれば、腰が歩けないほど痛くなることはないはずですよ。
膝が痛んで歩けないなら筋肉痛ではない
スクワットをすると、筋肉だけではなく膝に負担がかかります。膝が歩けないほど痛む、という場合は筋肉痛ではなく、膝の軟骨を痛めてしまっている可能性があります。
この状態で、ただの筋肉痛だと思ってスクワットを続けるとどんどん悪化していきます。
しばらくトレーニングをやめて安静にして、数日間様子を見るべきです。
負荷や回数をいきなりかけすぎた結果、翌日歩けない
ダイエットやるぞー、筋トレするぞーとテンション上がっている初心者の努力家にありがちなパターンです。初日からいきなり大きな負荷をかけたり、回数やセット数が多いと、翌日以降の筋肉痛が半端ない時があります。
ひどいときは1週間くらい続くでしょう。
大体、筋肉痛はトレーニング中にはそれほど感じないもんですよね。
明日どれくらい筋肉痛になるかな?なんてわからないもんです。
特に、太股の大腿四頭筋や、おしりの大殿筋はとても大きな筋肉なんで、初心者や普段運動してないひとでも結構な負荷や、回数を頑張れてしまうんです。
張り切るのもいいですが、様子を見ながら数日~数週間かけて、負荷や回数は調整していきましょう。
栄養(タンパク質)が足りないとスクワットの筋肉痛は長引くよ
たとえダイエットが目的であったとしても、筋肉トレーニングをする場合は、必ずしっかりと食事をとらなければなりません。具体的には、トレーニングした日や、翌日あたりはしっかりタンパク質をとる必要があります。
前述しましたが、筋トレ=筋肉の損傷です。
損傷した筋肉を修復しないと、筋肉痛は悪化しますし、なかなか治りません。
激しくトレーニングしたにも関わらず、食事はサラダとフルーツ、なんて状態で、「筋肉痛が歩けないほど辛い!」なんて言わないでくださいね!
プロレスラーみたいにたくさん食べろとは言いませんが、トレーニング後にプロテインを飲んだり、少しお肉や豆類を食べるなど、工夫しましょう。
では。
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