お酒に酔うと出る人格は本心だと誤解されて損だから酒はやめよう


お酒に酔うと普段と違う人格、性格がでるひとがいますよね。

でも、それ自体は大きな問題ではありません。

普段、もの静かな人が陽気になって、楽しくなるくらいならいいのです。

でも、普段、自制して、抑え込んでいた考えや人格がお酒に酔うと出てくる、なんてパターンもあります。

そのせいで、周りの人からの印象が悪くなったりしたら最悪。

お酒に酔うと普段と違う人格が出ちゃんです、なんて弁解しても無駄です。

「お酒に酔ってでた人格、言葉は本心だ」なんていうふうにとらえてるひともいますからね。

はっきりいって、面倒くさいです。

お酒の酔うと、普段と違う人格がでたりう、抑制していた発言をしてしまうなんてひとは、お酒やめたらいいと思います。

損するばかりです。



お酒に酔うと別の人格が出る人がいる


お酒に酔うと別の人格が出る人って結構います。

例えば、

  • 普段おとなしいのに、お酒に酔うと陽気で明るい人格になる。
  • いつもは良い上司なのに、飲みに行って酔うと説教がひどい。
  • 日中無口なのに、酔うと愚痴や悪口ばかり。
  • 人見知りであまりしゃべらない人が、お酒に酔うと多弁でフレンドリーな人格になる。


お酒に酔うと別の人格が出る理由


いったいどうして、「お酒に追うと出る人格」というのが出てくるのでしょうか?

そして、その酔った時の人格や発言が本心なのでしょうか?

「お酒に酔ってでた人格、言葉は本心だ」なんていうことも聞いたことがあります。

お酒を飲むと、エタノールという物質が体中に行きわたります。
このエタノールが脳に作用することで「お酒に酔う」という現象が起きるのです。

エタノールが脳に入ると、大脳という部分がまず影響を受けます。

大脳は「本能や感情」をつかさどっている部分なのですが、同時に理性的に「本能や感情」を抑え込む働きもしています。

通常は、「本能や感情」と「抑え込もうとする機能」がバランスをとっているのです。

お酒が回って、酔った状態になると、大脳の「抑え込もうとする機能」のほうが先に機能低下をしてきます。

その結果、本能や感情がより顕著に人格として出てくるのです。

これが、お酒に酔うと、普段と異なる別の人格が出る理由です。

お酒に酔うと出る人格は本心なのか?


お酒に酔った時こそ本音がでる、本当に思っていることが出る、という人がいます。
個人的には、この考えは間違っていると思います。

だって、普段「抑え込もうとする機能」を働かせている部分も本心、人格の一部だとおもうんですよね。

お酒に酔うと、脳の機能の一部が抑制されるんですよ。

その状態で出た、人格や言葉を本心と呼ぶのは変です。

普段抑えている、抑制を失った人格が本心なんて、ことはないですよ。

だって、普段抑えているんだから。
人間は理性で生きる生き物です。

理性で抑えた結果の、「しらふ」の人格が、人間としての人格でしょうに。

自制した結果の普段の人格が本心でしょうよ、どう考えても。





お酒に酔うと出る人格が本心だと誤解される世の中


でも周りはそう思ってくれません。

「あいつ腹の底では、あんなこと考えていたのか」

「あいつ、ほんとはあんな人格だったんだな」
と捉えられます。

はっきりいって、こちらにとっては「都合の悪い」ように解釈されてしまいます。

「お酒に酔ってでた人格、言葉は本心だ」なんて、だれが言い出したんでしょうね。

「あいつの本心見つけた!ひゃっほー」とか思ってるんでしょうか。

まーでも、それが実体ですけどね。

お酒に酔うと出る人格は本心だと誤解されるんですわ。
悲しいことに。


別の人格が出るほど酔うのは損するよ


というわけで、結局、お酒に酔うと別の人格が出てしまうというのは、誤解されて損しますよってことです。

いい感じに酔って、普段おとなしい人が明るく、社交的になればいいじゃないかという人がいるかもしれませんね。

確かにその時はそうでしょう。

でも、その人はシラフに戻るとやっぱり、おとなしいんですよ、その人は。

「お酒に酔った時だけ、明るくて社交的な人」なんて、そんなにいいもんじゃないです。
お酒に酔わなにと、まともに話せない奴、なんですから。

結局、別の人格が出るほど酔うのは損することの方が大きいです。

だから、そんな人はもうお酒やめたらいいと思います。

いつか、やらかしますよね。

では。




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