お酒飲んだことありますか?
平成28年の厚生労働省の調査(国民生活基礎調査)によると、週三日以上飲酒する「飲酒習慣のある」人の割合は男性で約42%、女性で15%となっています。
でもお酒は体に良いものではない、ということも皆知っています。
だから、お酒をよく飲む人なら、一度は禁酒、断酒について考えたことがある人もいるっでしょう。
一方で、中にはついつい飲みすぎで、はしゃぎすぎでお酒で失敗したって話も聞きます。
例えば、「酒飲んで記憶ない」、「どうやって帰ってきたかわからない」、「財布おとしたことに朝気づく」 とか。
朝から後悔している人がいますよね。
大抵のひとは、それで後悔して、しばらく落ち込んで…また同じようなことを繰り返すんです。
あれって、実は結構やばいです。
酒飲んで記憶ない、後悔してる、そしてそれを繰り返す…はっきりいって、アルコール依存症の入り口の状態です。
もしそんな経験を、いい年してしてるんなら、即、禁酒を始めるべきです。
本記事では、禁酒、断酒について検討している方のために、思い立っ際にやるべき最初の準備について書いていきます。
酒飲んで記憶ない後悔してる…だけなら、今、お酒をやめるのは簡単ですよ
実を言いますと私は禁酒に成功したことがあります。
最長で273日間の禁酒に成功しました。
昔から割とお酒は好きな方で、いわゆる「酒飲んで記憶ない→後悔」も経験済みです。
世の中には、もっとお酒に依存している人もいると思いますが、私くらいのレベルなら、やってみると禁酒は簡単でした。
皆さんもまだ、引き返せます!
この記事をきっかけに禁酒に成功できる人が続出することを願っています。
お酒飲んで記憶をなくすと後悔が付きまとう
お酒を飲んで楽しくなってついつい飲み過ぎてしまう、そんなことはよくあることです。
記憶をない、でも無事に帰ってきた、どうやって家に帰ってきたかわからないなんていう人もいます。
特に落とし物やトラブルがなくても、多くの人は、そこまで飲んでしまったことを後悔しますよね。
また、一緒に飲んでいた相手に何を言ったか、どんな話をしたかわからなくて不安になって後から後悔するなんてことがあるのが普通でしょう。
お酒飲んで記憶がない不思議
あまり専門的なことは省略しますが、お酒を飲むと脳に影響がでます。特に、短期の記憶を司る脳の部分と、長期の記憶を定着させる脳の部分の両方が麻痺してくるそうです。
そのため、話した内容や経験したことが脳にきちんと定着されずに、翌日になるとはっきり覚えていない(=思い出せない)ということになるそうです。
一方で、記憶がないにもかかわらず無事に帰って来れた、という経験がある人もいると思います。
これは、既にある記憶を呼び起こす脳の機能は、お酒を飲んでもある程度維持された状態になるからだそうです。
不思議ですねー。
そもそもお酒なんて飲む必要がない
最近みな健康志向ですが、昔は今よりももっと飲酒人口が多かったみたいです。
大人になるとお酒を飲んでいたイメージですね。
お酒が苦手、という人でも「一滴も飲んだこともない」という人は結構レアな存在です。
また、人によっては酒は百薬の長、メリットもあるという人もいます
しかし実際は、お酒はただの嗜好品体。
大したメリットはありません。
デメリットの方が多いし、ましてや記憶をなくすまで飲むことに、なんら利点はありません。
お酒を飲みすぎた翌日は体調が悪いし、風邪気味の時にお酒を飲むと100%悪化します。
また、私は習慣的に筋トレをしているのですが、筋肉の成長にとっても何一ついいことはありません。
筋肉痛もなかなか治りません。
飲まずに済むならお酒なんて飲まない方が良いに決まっているんです。
お酒の依存性を断ち切るポイント
アルコールには依存性がある
そもそもアルコールには依存性があります。定期的にお酒を飲んでいると、必ず無性にお酒を飲みたくなる、あるいは習慣的にお酒を飲んでしまうということになるのです。
無意識のうちに、体(特に脳)が依存して、要求してしまうのです。
すでに習慣的にお酒を飲んでしまっている人は、まずその「依存」のスパイラルを断ち切ることが必要です。
さてどうするか?
1か月禁酒すると依存しなくなる
実は、このような依存性のあるものについては、一定期間距離を置くことで欲求がなくなるという特性があります。例えば、手遅れでなければ、禁酒して数週間~1ヶ月ほどお酒を飲まない期間を経ると、不思議とお酒を飲みたいという欲求がなくなってきます。
無くても平気になるんです。
そしてこの1か月禁酒は、コツさえ押させれば大抵のひとはできます。
(もし1か月間の禁酒ができない人の場合はアルコール依存症の可能性があります)
ポイントは一1か月間の禁酒ができるかどうか
お酒をやめたいけど、どうしてもうまくいかない。やっぱりお酒がないと駄目だと言う人はアルコール依存症の一歩手前です。
やばいです。
しかし、前述のように一定期間のアルコール断絶期間を設けることができれば、欲求は抑制することができます。
脳が、アルコールを忘れるんですね。
そのため、1か月間の禁酒ができるかどうかが、重要なポイントになります。
1か月禁酒にチャレンジ
この記事をきっかけにお酒を辞めたい人は、1か月禁酒にチャレンジしてもらいます。
いきなり1か月が難しければ、1週間やってみてください。
成功すれば、それが自信になって、その後さらに継続することができるようになります。
「酒飲んで記憶ない→後悔」とはもうさよならです。
今すぐ、今日からやれ!と言いたいところですが、まずは準備が必要です。
おススメの1か月禁酒チャレンジのやり方
私からおススメする1か月禁酒チャレンジは、「おなかたぷたぷ禁酒」です。
これが一番簡単&成功します。
おなかたぷたぷ禁酒とは
この方法では、おなかをたぷたぷにします。別に太るわけではありません。
基本的には、お酒を飲むのが多い夕方以降の時間帯に、お腹を水と野菜でとにかく膨らませておく。
これだけです。
はっきりいってこの状態だと、お酒を飲もうなんて思わないし、飲んでも苦しいだけです。
おなかたぷたぷ禁酒とはに必要なもの
最低限必要なものは多くありません。大量の炭酸水です。
最近は炭酸水も安くて手ごろだし、フレーバー付きのものも多いので楽しみながらお腹をたぷたぷにできます。
おなかたぷたぷ禁酒のメソッド
そもそも何故そしていつお酒を飲んでしまうのでしょうか。多くの人は、夕食の時ご飯を食べながらー、何かをつまみながらー、お酒を飲むのが楽しいのです。
お腹を空かせて居酒屋に行けば、味の濃い、美味しい料理が出てきます。
これで、お酒が進むのです。
そのため、おなかたぷたぷ禁酒まずやるべきことは、
夕方以降、夕食前から炭酸水を飲みまくる
私の場合は禁酒チャレンジ中は夕方以降で500 ml x 3本ほど飲みます一本50円ほどですから、お酒よりもはるかに安上がりですよね。
夕食のメニューは、お酒のあてにならないものに変える
具体的には、サラダや鳥のささみなど極力、味気のないものをメニューにします。ドレッシングや塩コショウも最低限。
私の場合は、レタスなどの葉物野菜や、きのこなど、ほぼ酒のあてにならない薄味のものばかりを並べています。
はっきり言ってこれらと一緒にお酒を飲んでも、全くおいしくありません。
炭酸水でお腹がタプタプなので、薄味の食事はなかなか進みませんが、ここでも頑張って、炭酸水で流し込みます。
食後には、炭酸水と、野菜、キノコでがパンパンです。
まあ基本的にはお腹をお酒以外の水分でタプタプにしとけってことです。
さらに加速させるなら、ジムとプロテインで追い打ち
もしも、もっと責めたいなら、食事の前にジムに行くようにしましょう。ジムでトレーニング中には当然水をがぶがぶ飲みます。
帰ってきたら、プロテインをごくごく飲んでください。
そして炭酸水と、薄味の野菜、キノコです。
これを日課にしましょう。
この方法ができれば、確実に禁酒は可能です。
一週間ほどすると、これが普通になります、意外とつらくありません。
夕食がそれじゃ味気ないって?
味気なくていいでしょ、酒飲まずに済むんだから。
では。
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