水耕栽培の藻対策・ペットボトル遮光に最適のアイテム


水耕栽培を自作の容器で楽しんでいます。

経験者なら知っていると思いますが、水耕栽培では「藻」の対策が必須です。

水耕栽培中に、培養液が長期間光にさらされると、容器の中で「藻」が生育して、緑色になってしまいます。

そのため、容器が光を通さないように、遮光処理をすることが最も有効な「藻」対策なのです。

特に透明のペットボトルを使って容器を作成した場合、アルミホイルなどで遮光をするのは必須です。

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でも、このアルミホイル。

安くて便利なのですが、どうしても長期間の栽培中に、破れたり、よれよれ、しわしわになってしまい。

どうも見栄えが良くありません。
破れた隙間から光が入って、結局遮光にならず、藻が生えてくる…なんてことがありがちです。

本記事では、普通のアルミホイルによる遮光よりも、はるかに簡単で、きっちり遮光をするために超お勧めアイテムを見つけたので紹介します!

ペットボトル容器派も、そのほかの容器派も使える遮光なので必見!
水耕栽培の藻対策はこれできまりです!

さらば「藻」!




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水耕栽培で生える藻


遮光なしで、DIYの水耕栽培容器で、植物を栽培した場合には、確実に藻が増殖します。
これは避けられません。
容器の内側に藻がこびりつき、培養液内に藻が漂ってしまいます。

培養液は入れ替えをするのですが、容器内部にこびりついた藻は、培養液を入れ替えたその瞬間から増殖を始めていくのです。

藻が増殖し、漂う。植物の根を覆う。遮光による藻対策は必須

水耕栽培の藻対策は必須


なんだ「藻」くらいいいじゃないか、別に対策しなくていいよ…なんていう人がいるかもしれまんせんが、大きな間違いです。

藻が増殖することで、水耕栽培の培養液の中の栄養素が消費されてしまい、肝心の育てたい植物に栄養がいきわたらないからです。

また、ある程度藻が増えてくると、商物の根が、緑の藻でおおわれてしまい、十分に栄養素や水分を吸収できなくなってしまうのです。
最悪枯れてしまうかも。

だから、水耕栽培の藻対策は必須です。
藻をそだてているのなら別ですが。

水耕栽培の藻対策・ペットボトル遮光に最適のアイテム


冒頭でも書きましたが、水耕栽培の藻対策では遮光が必須です。

特にペットボトル容器や、薄い色のプラスチック容器などで自作した容器では、遮光が植物の生育を左右します。

ググると結構、キッチンの「アルミホイル」を巻いているひとが多いのですが、きれいにまいて、かつ、きれいに保つのは難しいものです。

室内での水耕栽培派ならまだましですが、屋外の、ベランダ水耕栽培派だと、すぐにアルミホイルはぼろぼろになります。

そこで、私のおすすめは「ダイソー アルミテープ ALUMINUM TAPE」です!



このテープ、粘着力も強く、水耕栽培容器に簡単に、しっかりとくっついて離れません。
ペットボトル等だと、ぐるっとまくだけなので簡単です。





遮光して藻対策:ダイソーアルミテープだと簡単


実際に、自作した水耕栽培容器を、ダイソーアルミテープで遮光して藻対策をやってみました。

まず、容器のサイズ(面)にあわせてテープをきります。

結構粘着力が強いので、一気にぐるっとまかずに、写真の長さくらいに切ると貼りやすいです。

普通のはさみで簡単に切れます。


普通にテープなので、はがして貼るだけです。


どんどん貼っていきます。

ただし、一応金属なので、テープの端を指の腹ですーーーっと滑らすと、パクリと指が切れて血が出ます。

なれないうちは軍手でもはめて作業したほうがいいかもしれません。


隙間が無いようにはりましょう。


完成です。

写真のサイズの容器(4面)にテープをはって10分もかかりません。
しっかりくっついているので、ベランダで使っても、1年くらいは全く剥がれないです。



遮光は「黒い」容器なら不要?


藻対策として「遮光」が必要なら、なにもアルミでなくてもいいんじゃないか?黒い容器を使えばいいんじゃないか?と思うひともいると思います。

また、透明ペットボトルでも、黒いテープじゃだめなの?と考えたりもしますよね。

でも答えはNOです。

理由は、水耕栽培容器ならではの事情があります。
水耕栽培の場合、中には液体の水が入っていますよね。

もしも、容器が黒で覆われていた場合、太陽による熱が集まってきます。
そして水は瞬く間に温められます。

夏場の晴れた日だと、培養液の温度は60℃を超えたりします。
これだと、植物の根は傷んだり、腐ったりします。

当然、すぐに枯れてしまうでしょう。

土耕栽培なら、そこまで急激に根の周辺温度があがることはありませんが、水耕栽培の場合、これは致命的なんですね。

そのため、水耕栽培の藻対策・ペットボトル遮光では、光を反射する、アルミホイルでなければなりません!

間違っても黒いテープなんか貼らないように!

では。





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