昔は看護師=女性(看護婦)というイメージでしたよね。
看護という仕事から性格的にも女性が向いている、と考えられていたのかもしれません。
実際、いまでも看護師は女性が圧倒的に多く、将来親が子どもになってほしい職業の「女の子編」の上位に看護師は毎年ランクインしています。
しかし、時代は変わり、あらゆる職業で男女のギャップは埋まりつつあります。
最近病院で男性看護師を見かけることもちらほら増えてきました。
ちょっと看護師に興味がある…という男性も少なくないと思いますが、気になるのは、
- 実際に看護師として活躍している、あるいは看護師に向いている男性はどんな性格?
- 男性看護師の需要はあるの?
- え?ほんとに男性が看護師になってもいいの?
といったところでしょうか。
本記事では、そんな疑問について解説していきます。
看護師に向いている男性はどんな性格か
看護師=女性看護師(看護婦)のイメージがあるからといって、女性的な性格の男性が看護師に向いているというわけではありません。
実際看護師の職場は忙しく、ばたばたとしているため、テキパキと手を動かす性格の方が向いていると思います。
医師や、先輩看護師の指示に従って、さっと動く、いわゆる体育会系タイプの男性とか良さそうですね。
他には、男性看護師に限ったことではありませんが、
- いろんな患者と関わるため、人に興味もって接することができる社交的な人
- 時間管理能力が高い人
- 清潔にしないといけないので、自己管理ができる、きっちりした性格のひと。
- 明るく、優しい人
- 協調性のある人
などが、あげられます。
また、男性看護師の場合、まだまだ絶対数が少ないため、「いざというとき頼りになる存在」として期待されています。
そのため、リーダーシップのある、皆を引っ張ることができる性格の男性が、看護師に向いているということになります。
あとは、まだまだ女性の多い世界ですので、うまくやっていくためには最低限「女性に嫌われない」性格である必要があります。
悲観的、ネガティブ思考の男性は、女性に嫌われるため、男性看護師は楽観的で前向きな性格が良いですよね。
あまりちゃらちゃらした、遊び人風の、軽い性格の男性も、看護師の中でやっていけなません。
私の高校時代の友人も、男性ですが看護師をやっている人がいます。
別に女性っぽいということはありませんが、優しく、友人や後輩の面倒見のいいタイプでした。
さばさばして明るく、ハキハキ、テキパキしたような印象です。
クラスのムードメーカーのような存在だったので、性格的にも看護師に向いていた男だったと思います。
男性看護師は性格が良いから実はモテる
上記の「看護師に向いている男性の性格」をよくよく考えてみると、「性格が良い」ように思います。
そうなんです。
実は男性看護師は性格がよくて、モテます。
男性看護師は、数が少ないので、その場にいるといやでも目立ちますよね。
その状況で性格が良い、さらに顔が人並以上であれば注目され、興味を持ってもらえるからです。
女性看護師に囲まれているので、職場恋愛に発展することも。
中には、女性医師を射止めた男性看護師もいます。
きっと遊んでる医師に嫌気がさした女性看護師や女性医師のオアシスになるのでしょう。
男性看護師の需要はあるのか?
さて、男性看護師の需要ってどれくらいあるのでしょうか?
実際、看護師そのものの需要は多いですし、これから高齢化社会に向けてますます需要は増していきます。
男性か、女性かという視点で、看護師として需要を気にする必要はありません。
(もし入院して、担当看護師が若くて美人な女性看護師じゃなく、髭面の中年男性看護師だったら残念ですけどね…)
ただし、一部の領域、科では男性看護師の方が要望されることがあるようです。
例えば重度の精神科病棟(患者が暴れる可能性あり)、小児科病棟(子どもの遊び相手)あるいは整形外科(患者を抱き上げたりする肉体労働)など。
男性看護師の需要も、男性看護師ならではで活躍できるシーンがたくさんあります。
男性が看護師になってもいいの?→もちろんOK!でも…
男性でも看護師に向いている性格の持ち主はたくさんいます。
需要も十分にありますので、興味のある人はどんどん男性看護師になって活躍してもらいたいものです。
看護師になるためには大学、短期大学あるいは専門学校に通うことになりますが、男女共学のところが多いです。
一部女子校もありますが、別に看護師業界としては男性を排除したり、制限することはありません。
問題ないです(学校では、いまでも圧倒的に女性が多いので、ちょっと委縮した学生生活をおくることになるかもしれませんが)。
但し、一つ考慮するポイントとして、看護師の給与について頭にいれておきましょう。
看護師は給与が結構高い、といわれていますが、これは多くの場合、「同年代の女性と比較した女性看護師の給与」としての評価です。
女性の社会進出は進んでいますが、日本はまだまだ男社会です。
男性看護師の場合は「同年代の男性と比較した男性看護師の給与」はそれほど高くないということを認識しましょう。
もし、大手の企業で勤務してれば毎年年収は上がっていき、1000万も夢ではありませんが、男性看護師の場合、夜勤手当を含めても年収はせいぜい600万円程です。
共働きの世帯が増えている一方で、やっぱり男性がたくさんお金を稼ぐ、という風潮はまだ残っています。
収入面で自分または家族が納得できるかどうか、については個人の価値観に基づいてよく考えなければならないですね。
まー、職場で女性看護師や女性医師と結婚すれば、このあたりの経済的な問題もクリアできますが。
では。
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