看護師の職場が人手不足の激務であることは知られています。
夜勤や長時間勤務もある、ブラックな体質ですから、体調を壊す人も多いと聞きます。
最近の報告によると、体力面だけでなく、精神的な負担も多いため「うつ病」にかかる看護師の割合も増えているそうです。
へーそうか、大変だなー、なんて思っていましたが、よくよく考えるとこれって怖いですよ。
何かあって入院したら、たまたま担当の看護師さんが結構精神的に限界…なんてこともあるということです。
特に、今後、高齢化社会、少子化に伴い、ますます医療の現場は人手不足になります。
看護師のうつ病をはじめとした、精神面での不調も多くなってくるでしょう。
本記事では、看護師さんのうつ病をはじめとした精神面での不調の割合や、その理由、患者側がどうすべきかについて調べてまとめています。
結論を言うと、「みんな、もっと看護師に優しくしろ」と言いたい。
「看護師うつ病の割合高い」の真相は
メンタルヘルスの研究、調査の中でハイリスクの業種というものがいくつか知られています。
職業性ストレスについての研究において、「仕事量が多い」、「仕事量の変動が大きい」、「仕事量のコントロールが難しい」といった要因を含む職業はメンタルヘルスに関して、リスクが高いといわれています。
うつ病などのメンタルヘルスの不調は、最悪の場合自殺につながりますが、医師や看護師の自殺も増えています。
看護師はまさにこの要素が当てはまり、メンタルリスクがハイリスクグループの仕事といわれています。
実際、平成26年の厚生労働省の調査(脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況)において、精神障害の労災請求件数で第2位が「医療業」となっています。
医療従事者の中でも、医師と比べて立場が低く、仕事の裁量があまりない看護師は特に注意が必要だということです。
医療従事者が病気になるなんて不思議に思うかもしれませんが、大企業とくらべて病院では従業員のメンタルヘルスへの取り組みが遅れているケースがあります。
例えば、多くの企業では「産業医」が定期的に訪問し、健康相談を受け付けていますが、多くの医師が勤務している病院では「産業医」としての役割意識も薄れがちです。
ツイッターなどのSNSをのぞいてみると、看護師辞めたい、もう限界といった声もよく目にしますよね。
体力面、精神面でかなり負担を強いられているケースがあるのが現状です。
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「看護師うつ病の割合高い」の原因はなんなんだ
もともと看護師業界は人手不足、激務といわれています。
また、つねに医師に指示の下で弱い立場で働いているため、ストレスや、医師からのハラスメントに耐えなければなりません。
それに加えて、最近ではモンスターペイシェントという言葉もあり、患者からのストレスも増大しているそうです。
看護師や医師、薬剤師に高圧的な態度の患者っていますよね。
わがままで、偏屈な患者が増えたのかもしれません。
高齢化で、この状況はどんどんエスカレートしていくでしょうね。
なにか対策が必要だ。
看護師の場合、医療従事者であるあめ健康面には敏感そうですよね。
でも実際は、自身の体調の変化に気づいても、多忙・同僚への迷惑を考えてしまい、辞職や求職に踏み切れないケースもあります。
そしてどんどん体調が悪化していきます。
「看護師のうつ病の割合が高い」って恐ろしいぞ
ブラック企業のサラリーマンが、業務過多やハラスメントのストレスでうつ病になった、なんて話はよく聞きます。
これは重要な社会問題で、軽視できません。
しかし、「看護師のうつ病割合高い」問題に比べれば重篤度は低いです。
なぜなら、うつ病になったサラリーマンが無理して仕事をしても、「仕事でミスって他人の命を奪うことは稀だから」です。
周りに与える直接的な害は大したことありません。
(交通事故を起こしてしまう、飛び降りた先に通行人がいた等のケースはありますが)
一方、看護師は違います。
看護師は常に患者の処置の最前線にいます。
患者は看護師に命を預けているのです。
看護師がミスったら、患者が死にます。
医療の質を維持するためにも、看護師は心身ともに健康でなければならないのです。
我々にできること「お前らもっと看護師に優しくしろ」
我々一般人は、医療従事者に体調の不調や病気を治療していただいています。
「お客様は神様」といいますが、医療の現場において「患者様は神様」ではあるべきではないです。
患者は、医療の恩恵によって命を救っていただくために病院に行くのです。
日本のように、わずかな自己負担で高度な医療を受けることができる国はありません。
もっと謙虚になりましょう。
患者は看護師さんがうつ病などの精神的な不調に陥らないように気をつけましょう。
みんな反省しましょう。
医療従事者は偏屈な老人の召使ではないです。
看護師さんや医師にハラスメントするなんてもってのほかです。
反省できないなら、病院なんかに行くべきではないのです。
- 看護師さんにもっと優しくして、不遜な態度をとるのはやめます。ごめんなさい。
- 少々きつい態度をとられても気にしません。
- 注射が多少下手でも文句言いません。自分じゃできないし。
- じつは時々いやらしい目でみてました、ごめんなさい。
- 体臭、口臭きつくてごめんなさい。
- たまには感謝の言葉を伝えるようにします。いままでありがとう、そしてごめんなさい。
みんなが協力すれば、「看護師うつ病割合高い」なんてことがささやかれることはありません。
もっと看護師を大事にしましょう。
では
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