指導薬剤師が嫌い!うざい!実務実習でストレスを感じたら

6年制薬学部では5年生になると、調剤薬局や病院の薬剤部で実務実習を受けます。

数か月間の自習で、講義ではなく現場での薬剤師の仕事を体験、学習するわけです。

たいていは1~数名の指導薬剤師がついて、実習期間中対応してくれます。

この指導薬剤師との相性がよければ、充実した学びの多い実務実習になります。

一方、相性があわない、指導薬剤師が嫌い、うざいなんてことになってしまうと、「あー早く実務実習おわんねーかなー」なんて思いながら何日も過ごすことになります。

実務実習での学びも半減です。

本記事は、「指導薬剤師が嫌い!うざい!」「もう実務実習行きたくない」ってなっちゃてる人、なりかけてる人に向けての内容です。





指導薬剤師に丁寧に扱ってもらえると思うな


まず、第一に、実務実習に行くということは、「学生の身分」で「社会人に混じる」という行為です。

指導薬剤師の立場で考えてみてください。

実務実習の学生の世話なんて、1円にもならない業務が通常業務に上乗せされている状態です。

薬剤師の本来の業務は、患者に貢献することです。

学生に貢献することが仕事ではありません。

モチベーションなんかでてきませんよ。

しかも、相手は新人薬剤師(=社会人)ではなく、実務実習の学生です。

立場は指導薬剤師のほうが圧倒的に上です。

ちょっとでも生意気だったり、覚えがわるかったら我慢なんかしません。

誠実に、丁寧に扱う義理なんざどこにもありません。

新人薬剤師なら、一緒に働く仲間なので育てていく気にもなりますが、学生なんか知ったことではありません。

指導薬剤師嫌い、むかつくとか言われようが、twitterでつぶやかれようが、痛くもかゆくもありません。



指導薬剤師が嫌いといっても何も解決しない


学生の話や噂を聞くと、指導薬剤師が嫌いとか、合わないという意見が結構あります。

確かに大変で、苦労する場面もあると思います。

そこは理解します。

でも、指導薬剤師が嫌いといっても何も解決しません。

よほどのことがない限り、担当の指導薬剤師を変更することは無いと思いますし、変更したらしたで気まずいですよ。

指導薬剤師が嫌い!を受け入れよう


そもそも普段大学という学生ばかりの楽しい世界から、社会人の世界に出るわけです。

自分の想像と異なる反応や、変わったタイプの人と接することになります。

「あー、こういう人がいるんだね。」と考えて、素直にうけいれる考え方が必要です。
それも実習で学ぶことだと割り切ってください。

具体的には、以下のような考え方です。

あきらめと受け入れです。

指導薬剤師が…

  • キモイ(独り言やにやにやしている)→ただの、コミュ障でモテない人ですね
  • 不潔、臭い→人間は年齢とともに、汚れて、劣化していくものだから仕方ないです(私も多分臭いです)
  • いつも機嫌がわるく、怒る→忙しかったり、待遇に不満がある社会人はみんなこんな感じです
  • ちゃんと教えてくれない→1円にもならないボランティアなんで当然でしょ
  • やる気がない→社会人の8割はやる気ないから
  • 注意された、ねちねち怒られた→素直に謝れよ






薬剤師って結構変な人多い点は同情します


普通にやる気もあるし、礼儀正しくして実務実習を受けているのに、指導薬剤師に怒られたり、ハラスメント受けたりすることはあります。

薬剤師っていろんな人がいるので、理不尽な思いをすることはあります。

中には、本当は研究職に就きたかった、とか医学部に行きたかったとかいう叶わなかった夢をねちねちひきづっている薬剤師もいます。

そういう変わったひとが指導薬剤師として、割り当てられるのは運が悪いとしか言いようがありません。

業務の合間に指導してもらってるので、理不尽に扱われるのも仕方がないです。

ただ、明らかなセクハラやパワハラがあれば、我慢せずに大学に相談してください。



まとめ:実りのある実務実習を


運悪く、嫌な指導薬剤師に当たった人も、そうでない人も、素直に現状を受け入れて、実務実習を全うしてください。

指導薬剤師が嫌いだと不満といっても、何もかわりません。
変な人って、どこにでもいるし、学生の立場では適当に扱われることも仕方がないです。

相手や現場の雰囲気をちゃんと感じて、行動、指示に従うようにしてください。

たくさん勉強したいからと、無理をいうのもあまりよくありません。

実りのある実務実習を送ってください。

では。


あわせて読みたい
薬学部は不人気になっていくのだろうか...orz
薬剤師を嫌い?調剤薬局事務が抱える人間関係の不満
薬剤師がいらなくなるパターン3つと、それが「非現実的」である理由を整理した


注目の記事


よろしければtwitterフォローお願います