看護師と薬剤師の恋愛があまりない現実と理由【白衣の天使】

女性看護師は、昔も今も男性にモテます、白衣の天使ですからね。

ある程度の規模の病院だと、若くてきれいな女性看護師さんもたくさんいますし、職場結婚する看護師さんの話もよく聞きます。

薬剤師として病院で働いたら、彼女たちとお近づきになれるかな~、なんて淡い期待を抱いたりもするでしょう。

でもじつは薬剤師と看護師の職場結婚とか、職場恋愛ってあまりメジャーじゃないです。

中には、看護師と薬剤師の夫婦もいるようですが、職場ではなく、学生時代からの恋人だったりしますす。

白衣の天使にあこがれていた、男性薬剤師にとっては無念でなりませんね。

本記事では、なぜ、薬剤師と看護師は職場では結ばれないのか、について書いています。

女性看護師と仲良くなりたい、恋愛したい、結婚したいという淡い下心を抱いていた薬学生、薬剤師男性は必見です!

現実は甘くない…。



看護師と薬剤師は接点が無い。


同じ病院という職場で働いているのだから、当然仲良くなるはず。

若い男女なら、恋愛に発展してもおかしくないはず、というのは誤り、誤解です。

看護師と薬剤師ってほとんど接点がありません。

患者の処置がメイン業務である看護師は、医師や患者と接触する時間がほとんどです。

一方薬剤師は、患者に触れる業務はありません。

最近では、医師が処方箋を発行すると、そのままPCのシステムに登録されるため、薬剤部で処方を確認しつつ、患者から処方箋を受け取り、調剤、服薬指導をする流れになっています。

薬剤師は患者と、カウンター越しに話をするだけなのです。

看護師と薬剤師が、日常の業務で接触することはほとんどありません。

時々、年配のベテラン看護師が薬品の在庫管理などで薬剤部をおとずれるくらいで、若手男性薬剤と若手女性看護師が接触することなど奇跡に近いです。

看護師は、医師、患者と一緒にいますし、患者をつれて検査技師や理学療法士のもとに行くことだってあります。

看護師からしてみれば、薬剤師など、病院内で最も遠い存在なのです。

病院で働く=看護師と知り合えるわけではないということです。

女性看護師はそもそもモテる。


男性薬剤師×女性看護師の場合に限ると、さらに難しいです。

そもそも、相当魅力的、イケメンでもない限り、男性薬剤師なんかに女性看護師が興味を持ちません。

女性看護師はモテるのです。

若くてかわいければ、同僚の看護師、理学療法士、検査技師はもちろん、高収入の医師からのアプローチだってあります。

病院を一歩出れば、合コンやお見合いパーティでもモテます。

男性薬剤師を相手にしなければいけない理由などないのです。

病院薬剤師の年収は看護師と変わらない。


薬剤師の年収は、比較的安定しており、世間の平均よりはやや高めです。

しかし、6年間の教育を受けたわりには高くありませんし、病院薬剤師の場合は調剤薬局の薬剤師よりやや年収は低めです。

一方、病院で働く看護師の給与は、夜勤や残業も含めると薬剤師と同じまたはやや高収入になることもあります。

そのため、病院薬剤師の年収は、病院看護師とほとんど変わらないのです。

寂しい話ですが、恋愛対象、特に結婚相手として男性を見た場合、「年収」というのは非常に重要な要素で、女性は、恋愛や結婚の相手に、自分よりも高い年収を望むものです。

その結果、男性薬剤師は病院内において、女性看護師の恋愛対象に入りにくくなってしまうのです。

特に、すぐそばに圧倒的な高年収の医師がたくさんいるので、薬剤師にとっては厳しい恋愛事情なのです。

病院薬剤師は頼りない。


看護師からみた場合、薬剤師は頼りなく思われることがあります。

基本的にあ、看護師と薬剤師の業務内容は完全に独立しており、重なる部分がありません。

これは医師ができる業務(治療行為、調剤)をそれぞれ、看護師と薬剤師に権限移譲しているためです。

つまり、「看護師ができること」を薬剤師は一切できないのです。

仕方のないことですが、薬剤師が仕事を通じて、頼りがいがある、尊敬できるという印象を、看護師に与えることは至難の業です。

また、薬剤師は基本薬局・薬剤部にこもっているので仕事っぷりを見せることもできません。

点数稼ぎ、アピールする場面がないんですよね。

これじゃ恋愛に発展しません。

薬剤師の業務を本当に理解した、経験豊富なベテラン看護師ならわかってくれますが…恋愛となると…

病院内カーストで恋愛が不利に


学歴や年収ではなく、職種によって、ゆるやかな「病院内カースト」が存在します。

普通の会社でもありますよね、営業や企画部門がちやほやされて、品質管理や総務はなんかは目立たない縁の下の力持ちだったりします。

病院の使命、存在意義って、「患者の治療に貢献すること」です。

本当はどの職種も同じように貢献しているのですが、会社と同じように、患者への貢献が視界に入りやすい業務があるんです。

当然医師はトップです。

その次に、患者と接する時間の長い、看護師。

そして、リハビリを担当する理学療法士や放射線技師などの検査系技術者です。

薬剤師って目立たないし、自らの体を使って「患者の治療」に貢献している印象が薄いので、「病院内カースト」では最下層にいるんです。

薬剤師不要論なんてことを言う人もいるくらいです。

ほんとは大事な仕事をしているはずなのに。

看護師は薬剤師が嫌い?


そもそも薬剤師という仕事に対して、看護師さん達のイメージってどうなんでしょうか?
上述のように、仕事っぷりを見せる場面も少ないですし、頼りがいもないです。

知人の病院薬剤師に聞いたところ、「あまり良いイメージを持っていない人がいる」とのこと。

看護師からみれば、自分たちは夜勤や、長時間労働、体力的にきつい仕事をしているし、嫌な医師や患者の相手も我慢してやっている。

一方で、薬剤師は学歴が高いというだけで、同じくらいの給与をもらって、薬剤部で座ってのんびり仕事をしている。

これはまあ、事実ですよね。

薬剤師と看護師は、働き方がそもそも全く違う職種なのです。

忙しい看護師さん達から良い印象を持ってもらえるはずありません。

看護師からすれば、楽してる薬剤師はずるいと嫌われても仕方ないです。

おとなしく八つ当たりでもなんでも受けましょう。

結論:看護師と薬剤師の恋愛は難しい


というわけで、薬剤師でも看護師と恋愛、結婚は簡単ではないということです。

病院薬剤師になって女性看護師さんと仲良くなりたいなんて淡い希望を抱くのはやめましょう。

本人が人間的に魅力があれば可能性はありますですが、高確率で医師や理学療法士、外部の人に持っていかれますwww

そもそも薬剤師は、世間一般ではそれなりにモテる職業なので、同業の看護師と無理に恋愛、結婚する必要もないです。

調剤薬局薬剤師やMRになったほうがずっといいですよ。

では。



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