コーヒーは悪いことばかりではない。メリットがたくさん。ダイエッターは飲むべし
愛好家も多い嗜好品の代表コーヒー。
「一日に5~6杯も飲んでしまいます!」なんて人がいる一方で、カフェインの摂取を控えるためにコーヒーを飲まない人も増えて、二極化しているように思います。
確かにカフェインは睡眠を妨げたり、胃腸に悪かったり…いろいろとデメリットがありますが、メリットもたくさんあります。
特に、ダイエッター、体型を気にするひとはそのメリットに着目したほうがいいですよ!
無視できない「脂肪燃焼効果」
コーヒーにはカフェインが含まれています!
これはみなさんご存知ですよね。
このカフェインという物質は、いろいろな作用があることで知られていて、一部の医薬品にも入っています!
一番初めに思いつくのは「眠気が覚める」という効果でしょうが、それだけではありません。
日々ダイエットや、ボディメイクに励んでいる人にとって、注目の効果として「脂肪燃焼効果」というのが報告されています。
なぜカフェインには脂肪燃焼効果があるのか?
カフェインが体内に入ると、交感神経が刺激され優位になります。
「交感神経」とは、人間の活動を活発化するときに働く神経です(逆に睡眠時や、休息時には「副交感神経」というのが優位になります)。
交感神経の刺激されると、体の活動が活発化するので、代謝が活性化し、エネルギーを燃焼しやすいモードになります。
このモードの時に運動をすると、体はどんどんエネルギーを燃焼し、どんどん活発に動こうとします。
すなわち、同じ運動(例えば30分のジョギング)でも効果的にカロリー消費し、効率よくダイエットができるということになります。
間接的なダイエットサポート効果も
また、以下の記事でも書きましたが、カフェインは「褐色脂肪細胞」を活性化し、エネルギーを消費していきます。
これも、ダイエットにはポジティブな効果となります。
褐色脂肪細胞の活性化によるダイエット:筋トレが効果的!
脂肪で痩せる?注目の「褐色脂肪細胞」を筋トレで活性化しよう ダイエットや筋トレに毎日励んで、理想の体を手にいれよう! うまく行っているひとも、なかなか続かないという人にも朗報です。 最近「褐色脂肪細胞」が、ダイエットに非常に密接にかかわっていることが明らかになり、...
筋トレをダイエットメニューに組み込んでいる人にとっては、もう一つメリットがあります。
カフェインが筋肉の収縮力を向上させることが知られています。
これにより、一段上のハードなトレーニングが可能になったり、または、同じ筋トレメニューであれば、より楽に感じることができるのです。
通常のダイエットや有酸素運動・筋トレでなかなか結果がでないひとは、ぜひコーヒーを飲んでカフェインを積極的に取り入れてみてもいいかもしれません。
コーヒー飲んだら体脂肪が増える?
時々、コーヒーを飲んで運動しているけど、逆に体脂肪が増えた!なんて話を聞きます。
これはカフェインの利尿効果によるものかもしれません。
カフェインには利尿作用があるため、摂取すると体の水分が減ります。
実は、市販の体脂肪計は、水分が減ると、体脂肪が少なめに測定、算出されてしまいます。
これはあくまで測定方法、測定機構に由来するものなので、体脂肪計の値が高くても実際に脂肪が増えたわけではありません。
気にしなくてかまいません、ダイエットはきちんとできています。
コーヒーのデメリットと注意点
上記のように、ダイエットに効果が期待できますが、飲みすぎには注意しましょう。
コーヒーの飲みすぎ(カフェインの過剰摂取)による影響として、以下のようなものが知られています。
- 胃腸障害
- 鉄分の吸収を妨げる
- 女性ホルモンが分泌されるため、筋肉肥大には取りすぎると逆効果
- 不眠
- 免疫力の低下
運動中はいつもより水分を多くとりましょう。
それに、体の水分が減ると、筋肉に酸素が十分にいきわたらず酸欠になり、運動、エネルギー燃焼効果が逆に下がるので注意してください。
コーヒーの適量と、最大化するための飲み方
体質にもよりますが、一日に2~3杯程度を分けて飲む分には問題ないですが、過剰摂取や副作用が気になってしまうひともいますよね。
あまり、コーヒーをたくさん飲みたくないという人は、副作用に注意しながら、トレーニングに合わせて、ピンポイントで飲むのもいいでしょう。
カフェインは摂取後、約45分ほどで吸収され、2時間以内に血液中で最大濃度となり、ます。
そのため、トレーニングの30分~1時間前にコーヒーを飲み、1時間ほどのトレーニングをすれば最適です。
コーヒーが苦手であれば、紅茶、緑茶、栄養ドリンクなんかにもカフェインは入っていますので、これらで代用することもできますね。
では。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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