大きく育たない葉物野菜の植え付けは、100均のプラスチック容器でOK!苗の植え付け手順と容器作り方
超簡単、低コストでのベランダ菜園を目指して、水耕栽培の研究をしています。
本記事では、初心者でも簡単に育てられ、料理の使い勝手も良い、小型の葉物野菜の代表である小松菜、ルッコラ、チンゲン菜について、容器と植え付け手順を記載します!
栽培容器の選択は大事
水耕栽培では、一度、培養液を入れる容器に植え付けるとあとは枯れるまで同じ容器で育て続けることになります。
非常に楽でいいのですが、裏を返せば、適切な容器サイズ、システムに植え付けなければ、あとで困るということですね。
容器が小さすぎれば成長を妨げますし、大きすぎると培養液の無駄、スペースの無駄となってしまい、生産効率が下がってしまいます。
どんな容器があるか?自作はできるのか?
水耕栽培容器についてググるといくつか種類があることがわかります。
最もシンプルな容器は、こちらの記事でも書いていますが、苗固定部分と培養液をいれる部分の2つで構成されたタイプの物になります。
節約水耕栽培:始めてみよう!必要なもの
水耕栽培のベランダ菜園で節約するには? 一部でブームとなっている水耕栽培。 高価な設備やキット、専門知識が無くても簡単に、そして安価に始めることができます。 私も、プランターでベランダ菜園をしていますが、水耕栽培をためしてみたら結構簡単でコストもかからないことがわかり...
簡単に自作できますし、小型の物であればダイソーなどの100円ショップで売っている容器で代用できます。
また、エアーポンプ使った装置や、熱帯魚水槽用のポンプを使って培養液を循環させているものなどもあります。
これらの装置は、一度作ってしまえば培養液の交換が楽であったり、成長促進、大型野菜の栽培ができたりするのですが、結構な初期投資が必要になります。
既成の物もありますが、かなりの高額投資になってしまいます。
ベランダなど屋外で使用するには、電源の確保問題もありますよね。
小型葉物野菜(小松菜、チンゲン菜、ルッコラ等)向きの容器は?
冒頭にも書きましたが、小松菜、チンゲン菜、ルッコラあたりは初心者向けの野菜であり、且つ、あまり大きく育つ野菜ではありません。
そのため、栽培容器としてはエアーポンプ等は不要、シンプルなタイプで十分です。
3~4L程度の大きさがあれば3株くらい育てられるので、狭いベランダ、初めて水耕栽培で野菜を育てる人にとってもベストですね。
容器のDIY手順メモ
作り方を簡単に書いておきます。
私が最近使っているのは、下の写真のダイソーのプラスチック容器です。
蓋と本体がセットで100円となっていますが、割としっかりしています。
こちらの容器に穴をあければいいのですが、私の場合はペットボトルの蓋程の大きさの穴を3つ開けています。
我が家にはプラモデル工作用の小さなドリルがあるので、開けたい穴のサイズにしるしを付け、それに沿って穴をあけていきます。
ちいさな穴をいくつも開けて、目的のサイズの穴の部分を抜き取ってOKです。
ホールソーやリーマーがあればもっと楽かもしれません。
このサイズの穴であれば、ペットボトルを半分に切った固定部分をはめ込むことができます。
苗ができたら植え付けよう:フェルトを使うと便利
次に苗の植え付けです。こちらもダイソーのスポンジを使います。
写真の、ネットに入ったタイプものが使いやすくて気に入っています。
小松菜、チンゲン菜、ルッコラの苗が写真のようなサイズになったらスポンジで挟んで苗の固定部分に突っ込みます。
スポンジで苗を作る方もいるようですが、私の場合は土にとりあえず種を播いて、芽が出た後しばらく育てます。
ポイントとしては、根がまだ短い場合、培養液まで届かないと枯れてしまうので、フェルトを切ったものを一緒に挟んでおくといいでしょう。
では。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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